総合評価★★★★★
YouTube評価数34|ためになる度100点|尺4分08秒|動画公開日2013/01/13
倉本昌弘プロ伝授『スイングの軸』の大切さ
あなたのゴルフ歴は20年、スコアも安定して80台で回れるようになった。
先週、ゴルフ道具を一式購入したばかりの会社の新人君がこう尋ねてきた。
あなたならどう答えますか?
「先輩、次の日曜に生まれて初めてゴルフの打ちっぱなしに行くんですが、ゴルフスイングで一番大切な事、これだけは忘れるなってことを教えていただけませんでしょうか?」
さて、ホエールウォッチングシンキングタイムです!
チッ、チッ、チッ、チッ、チッ。
いかがでしょうか?
僕ならゴルフを始めたばかりの新人君に対してこう答えます。
「ゴルフのスイングで最も大切なのことは『軸』を絶対に崩さない事、そしてその軸は『背骨』なのだ。」と。
あっ、断っておきますが僕は安定して80台では回れませんのであしからず。笑
今回は、ポパイこと倉本昌弘プロによる、ゴルフスイングの基本中の基本「スイングの軸」についてのレッスン動画をご紹介します。
ゴルフ初心者のみならず、全てのアベレージゴルファーにとっても目から鱗の内容です。
スイングの軸を知らないままでは決して上達はしないのですから!
伝説のゴルファー「飛ばし屋ポパイ」こと倉本昌弘プロとは?
2014年2月に現役選手としては初の日本プロゴルフ協会(PGA)の会長に就任した倉本昌弘氏。
全盛期の頃のニックネームは飛ばし屋ポパイ。
身長1164センチの小さな体からは想像もできない飛距離、そして正確なショットを武器に、青木、尾崎、中嶋とともに一大ゴルフブームを巻き起こした伝説のゴルファーなのです。
(ちなみに、当時小学生だった僕は倉本プロの大ファンでした。棒の先っぽのゴルファー(倉本プロ)で遊ぶゴルフのおもちゃも持っていたなぁ。ご存知の方いますか?小学生の頃、倉本プロに影響され父親のゴルフクラブを勝手に持ち出し、田んぼにカップに見立てた穴を掘り弟とよくゴルフをしてたなぁ、悪中学生の頃はゴルフ場に勝手に忍び込み…おっと、誰か来たみたいです。)
倉本昌弘会長のプロフィール
- 日本大学在学中の4年間、前人未到の日本学生4連覇
- アマチュアとして史上初の中四国オープンで優勝
- 全英オープンで日本人歴代最高の4位
- ツアー通算25勝で永久シードを獲得
- 2010年日本シニアオープンで優勝、シニアツアー賞金王
輝かしい戦績、類まれな行動力とリーダーシップ。
2020年に開催される東京オリンピックの正式種目ゴルフに向けて、彼の会長としての手腕に期待したいところです。
また、1人のゴルファーとして、倉本プロの大ファンとして、ゴルフ業界が大いに盛り上がることを心より期待しております。
松山英樹プロがフェニックスオープンで優勝。
PGAツアー2勝で自己最高12位に浮上したという嬉しいニュースも入ってきました!(2016年2月8日現在)
現役時代の素晴らしい飛距離は、柔らかくしなやかな筋力から生まれる、体の軸を中心とした高速回転スイングこそ飛距離と正確性の源なのです。
こんな方にお勧めの動画
- ゴルフスイングの基本が知りたいゴルフ初心者
- ショットが安定しない方
- 飛距離アップしたい方
- ドライバーのスライスが直らない方
- 明治の大砲マン
ゴルフに限らず、物体を遠くに飛ばすスポーツにおいて、正しい軸を理解できていなければ、早い回転は不可能になります。
つまり、ボールを遠くに飛ばす為には、正しい軸を中心とした早い回転は絶対に欠かすことのできない要素なのです。
倉本昌弘「スイングの基本は軸」
動画のまとめ
- スイングの軸は前ではなく後ろ
- 本当の軸とは体の後ろ=背骨である
- 頭を残すとは「おでこ」ではなく「後頭部」である
背骨が正しいスイングの軸
今すぐそのiPhoneを持ったまま『背骨のスイング軸』を意識してシャドースイングをしてみてください。
パソコンでこの記事を見ている方は、今すぐ椅子から立ち上がり『背骨のスイング軸』を軸としたシャドースイングを実践してみてください。
いかがでしたか?
何ともスムーズに体が回転するはずです。
背骨の軸を意識することで背筋がピーンと伸びお尻がプリプリッとします。
あなたのアドレスはとってもカッコいいはずです。
繰り返しますが、本当の軸とは体の後ろ=背骨(せぼね)なのです。
しかし、倉本昌弘プロはこの動画の中で、スイングの軸が体の前(胸側)にあると勘違いしているゴルファーがとても多いといいます。
以下にその違いをまとめてみました。
誤:頭を動かさない事を意識したスイング=軸が体の前(胸側)
- 顔が固定され体の回転が浅いトップ
- 左に重心が残り正しい軸回転できない
- 手打ちになり飛距離出ず方向性も安定しない
正:背骨の軸を意識したスイング=軸が体の後ろ
- しっかり捻転したトップ
- 正しい回転によりミート率がアップ
- 早い回転によるヘッドスピードアップ、飛距離アップ
つまり飛距離アップのパワーは正しい軸回転が生み出すのですね。
とても勉強になりました。
スライスに悩む弟に正しいスイング軸を教えた結果
ゴルフを始めて約1年の僕の弟の悩みは、全てのクラブにおいてとにかく距離が出ない事でした。
やせ形ですが身長は178cmあり、10年以上職人をしているのでパワーは一般男性に比べ遥かにあるはずです。
そんな若くてパワーがあるはずの弟のドライバーの飛距離は200y弱、7番アイアンでは120y。
全てのクラブのスイングにおいて、カット軌道スライスボール。
むきになってクラブを振れば振るほどスライス、スライス、スライス。弥生時代の発火具並みのこすり加減です。
ゴルフ初心者の多くがブチ当たる最初の壁ではないでしょうか?
何を隠そうゴルフを始めたころは、スライスに悩まされ続けました。
そんな僕の苦悩の日々を知りたい方は当サイトの過去の記事をご覧ください。
下記に記事の一部をご紹介します。
僕もドライバーのスライスには、激烈に悩まされました。(中略)僕のまわりの育ちの良い友人からは「へたれ、非力くん、台風の進路、こすりマン、ミスター180ヤード、失速くん、ある意味天才伯爵、猛烈スピーンくん」などと言われ、僕の心は…。
当サイトGolfBuzz スライスの原因とは?スライス克服の鍵は顔にありより引用
僕は他人ににゴルフのアドバイスをするのが苦手ですし、無論そんなスキルもありません。
しかし、腱鞘炎になりつつも、死に物狂いでボールを打ち続ける弟にこのレッスン動画をシェアしたのです。
するとどうでしょう。
練習場でいっきなりドライバーの飛距離が30y以上アップ、実際のゴルフ場でも今までとは全く異なる軽いドローボールを打ちやがるのです!
なんだよ。教えるんじゃなかったよ。笑
やばいやんけ、負けるやんけ、小っちゃいお兄ちゃんカッコ悪いやんけ。
このゴルフレッスン動画で正しいスイングの軸を身につけ、弟のように一気に開眼するゴルファーが必ずいるはずです。
最後に
今年の8月開催されるリオ五輪より112年ぶりに、ゴルフがオリンピック正式種目になります。
また、2020年の東京オリンピックでは真夏の霞ヶ関カンツリーでゴルフ競技が行われることが決定しました。
日本のゴルフが低迷しているなか、ゴルフ業界にとってこれ以上のビッグチャンスはありません。
最後に、PGA会長倉本氏の東京五輪に対する取り組み、ゴルフの将来展望に関するインタビューの一部をご紹介します。
これからはゴルフ界が一丸となって船を動かさなければなりません。オリンピックはそのいいきっかけです。できればメダルを取って、日本中を沸かせたい。そうなれば何かが変わります。
引用:「日本人ゴルファーが五輪で勝つ法」PRESIDENT Online
上述しましたが、現役選手としての経験があるPGA会長倉本氏のリーダーシップと行動力、そしてfacebook、Twitter、YouTube、ブログといった強力なツール、スマホというデバイスを手にした僕たちマチュアゴルファーが、ゴルフの素晴らしさをもっともっと伝え、広げていくことで、ゴルフの復活は決して夢ではありません。
未来とは、あなたの現在の考えが現れたものである。あなたの考え方を変えるなら、あなたの運命も変えられる
ジョセフ・マーフィー
90切りにはナイスショットは必要ない!打つ前にほんの少し考えるだけ。トッププロは必ず実践しているスコアメイクの秘訣を伝授。
90を切る人は、打つ前にほんの少し考える (日経ビジネス人文庫)
ゴルフ初心者の方はこちらの記事もおすすめ!
スイング軸についてはコチラの記事も参考になります!
こちらも倉本プロの素晴らしいレッスン動画
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