スネルボールのコスパの高さを証明しようと思う
「飛ぶ、止まる、そして安い。」これこそが全てのゴルファーにとっての理想のボールではなかろうか。
今回は、そんな理想のボールに最も近いともいえる、競技ゴルファーのためのツアースペックボール「スネルボール」についてご紹介する。
コスパの高いツアー系ボールをお探しの方や、MTB BLACKとMTB-Xの違いについて知りたい方は是非とも当記事を参考にして欲しい。
必ずや貴殿のボール選びの参考になるはずだ。
MTB BLACKとMTB-Xは打感で選べ！
人気上昇中のスネル（Snell）ボール「MTB BLACK」と「MTB-X」はどちらを選ぶべきか？
先に結論から述べよう。
その答えは打感にある。
つまり、MTB BLACKとMTB-Xどちらかで悩んだら打感で選ぶべきだ。
打感の違いは以下の通り。
- MTB Black：かなり柔らかい
- MTB-X：やや硬い
どちらのボールも高性能であり、自身の打感の好みで選ぶべきだ。
飛距離性能はどちらも素晴らしく、スコアに直結するショートゲームでは特に自身の感覚が重要になる。
打感の好みでMTB-Black、MTB-Xを選ぶべきだと断言しよう。
MTB BLACKの特徴
それではここからは「MTB BLACK」と「MMTB-X」のそれぞれの特徴を見ていこう。
「MTB BLACK」の特徴は以下の３つに集約される。
- 打感は非常に柔らかく、ドライバーの飛距離性能・スピン量はMTB-Xとほぼ同じ
- アイアンはスピン量が少なめで高弾道
- グリーン周りではキャストウレタンカバー効果でスピン・コントロール性能は高い水準
また、下記は実際にMTB BLACKを使用しているゴルファーの貴重なレビューだ。
- MTB-Xよりも食い付きがよく、飛距離も出てスピンもよくかかる
- ProV1xを使用してきたが、遜色ない性能
- 他のゴルファーとの被りも少ない
▼MTB BLACKの詳細
MTB-Xの特徴
以下がMTB-Xの３つの特徴。
- 打感はしっかりとしており、ドライバーの飛距離性能・スピン量はMTB-Blackとほぼ同じ
- アイアンはスピン量が多めで低弾道
- グリーン周りではキャストウレタンカバー効果でスピン・コントロール性能は高い水準。MTB-Xの方がややしっかりとした打感
下記がMTB-X愛用者の評価である。
- 方向性が非常に良い
- MTB-Blackよりもパターの転がりが良く感じる
- ドライバーでもアイアン、ウェッジでもしっかりとした打感
- 他のゴルファーとの被りがない
▼MTB-Xの詳細
試打データで比較！MTB BLACK vs MTB-X
ここからはMTB BLACKとMTB-Xをデータを基に検証していく。
検証データはドライバー・ウェッジで行う。
この2つのシリーズの差がデータ的にどう違うのか、そして他のツアーボールと比べて差があるのか注目して欲しい。
ドライバー｜MTB BLACK vs MTB-X データ比較
| MTB-BLACK | MTB-X | |
|---|---|---|
| ヘッドスピード | 44.3m/s | 44.7m/s |
| ボールスピード | 64.2m/s | 64.5m/s |
| スピン量 | 2635RPM | 3025PRM |
| 飛距離 | 261yds | 255yds |
冒頭でMTB BLACKとMTB-Xは打感の好みで選ぶべきだとお伝えした。
その理由が上記の試打データに集約されている。
つまり、2種類ともドライバーのスピン量も適正で、飛距離もツアー系ボールと比較しても遜色がまったくない。
何なら、MTB BLACKに至ってはツアー系ボールより飛んでいるくらいだ。
ウェッジ｜MTB BLACK vs MTB-X データ比較
| MTB-BLACK | MTB-X | |
|---|---|---|
| ヘッドスピード | 15.7m/s | 14.2m/s |
| ボールスピード | 22.7m/s | 20.7m/s |
| スピン量 | 6935RPM | 7150PRM |
| 飛距離 | 51yds | 46yds |
上記がウェッジのデータである。
こちらもスピン量も非常に多く、確実に狙ったところに打っていけるはずだ。
上記の２つのデータから、スネルボールは、飛んで止まるコストパフォーマンスに優れたゴルフボールだという事が言えるだろう。
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Snell Golf創設者のディーン・スネル氏は『プロＶ１』の初代開発メンバー
スネル氏が独立し「Snell Golf」を立ち上げたのだ。
初代『プロＶ１』の開発メンバーでもあるスネル氏。当然の事だが非常に高いボール知識を有している。
それだけにこのMTB-Black・MTB-Xがいかに高性能なボールかは想像に難くないだろう。
ディーン・スネルについて
以下にディーン・スネル氏の輝かしい実績の一部をご紹介する。
- タイトリストの研究開発部門に配属
- プロV1、HP2ツアーの設計を担当
- テーラーメイドの研究部門の責任者を務める
- TP Red、Penta、Tour Preferrdeなどを開発
- ゴルフボールの技術に関する３８もの特許所有
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スネルボール最大の特徴は価格設定にあり
一般的にツアーボール（スピン系ボール）は確かに性能は素晴らしいが、価格は他のボールに比べると高価である。
しかし、MTB-Black・MTB-Xは他のツアーボールに比べると価格設定が安いのも大きな特徴だ。
なぜ価格を抑える事が出来るのか？
それは非常に単純な理由だ。
- 契約プロが少ない
- 広告宣伝費を抑えている
この2点により価格を抑える事が出来ている。
一般的なディスタンス系ボールと、その他のツアーボールの中間くらいの価格帯にMTB-Black・MTB-Xがあり、今までツアーボールを使ってこなかったユーザー層にも手が届きやすい価格設定となっている。
アマチュアこそツアーボールを使え！
スネル氏は「アマチュアこそツアーボールを使うべき」と言う。
ボールの進化により、今はスピン系ボールもディスタンス系ボールも飛距離差はほぼないと言ってよい。
そもそもだが、ルールの範囲内でボールは作られているので、どちらも飛距離性能は高い。
ボールを選ぶ基準としてボールのスピンが「効くか」「効かないか」で選ぶべきだ。
つまりショートゲームでのスピン性能でボールを選ぶべきなのだ。
重要なことなので繰り返すが、アマチュアこそスネルボールのようなツアーボールを試すべきなのだ。
【Q＆A】クラブフィッターたけちゃんに聞く！
ここからは、今回の検証を行ったクラブフィッターたけちゃんに、スネルボールについてズバババッと聞いてみる。
Q１.3ピース、2ピースの違い
たけちゃん、今回もよろしく。さっそくだけど2ピース、3ピースの違いってなに？
そもそもだけど、プロが2ピースボールを使わない理由って分かる？
な・・なんでだろう・・・？
ドライバーの飛距離に大きな差はないけど、2ピースボールを使うとアイアンの飛距離にバラツキがあるんだ。
ショートゲームだけじゃなく、アイアンでのシビアな距離を狙うならスピン性能が高い3ピースを使うべきだね。
ボールの違いを知る事はスコアアップに直結するんだね。
もちろん！
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Q2.自分に合っていないボールのデメリット
自分に合っていないボールを使うことのデメリットってなにかある？
自分に合っていないというか、たまに見かけるけど毎回違うボールでラウンドするのはダメ。
え？ダメなの？！
スピン系のボールを使っている人が、ディスタンス系のボールでアプローチすると思った以上に距離が出てしまったり、ボールが止まらなかったり、良い事はない。
決めたボールを使い続ける事が大事なんだね。
その通り。何にしようか決めてる間は良いとしてもスコアアップを考えるのなら、ボールは決めて使って欲しい。
Q３.ゴルフボールとヘッドスピードの関係性
ところでヘッドスピードとボールって何か関係ってあるの？
ボールは潰れてから飛ぶから”つぶれ具合”が大事なんよ。
マンガみたいに「ぐわにょーーーん！」ってつぶれまくった方が良いんじゃないの？
なんだその擬音は・・・。つぶれ過ぎると、戻る力が弱くなって飛距離ロスするんよ。ヘッドスピードが遅い人が硬いボールを使うと、適切なボールのつぶれ具合が生まれないから飛ばないんだ。
じゃぁやっぱりマンガみたいに「ぎゅわわきょーーーん！」ってつぶれまくるのは良くないのね。
糞擬音、統一しろよ…。
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Q４.スネルボールを打つべきゴルファー
ところでスネルのボール、どんなゴルファーが使うべき？
スピン系ボールとディスタンス系ボールだと、スピン系の方が硬いんや。だからヘッドスピードが40m/s以上が望ましいな。
ぼくちんみたいにヘッドスピードが50m/sを超えるゴルファーにはピッタシだ！
ゴルフで見栄を張るのは、みっともないぞ。こんにゃくクスイングだろうが。ｵﾗｧ！
こ、こんにゃく…。
冗談はさておき、飛距離とショートゲームでスコアアップしたいゴルファーにはオススメのボールだね。
Q５.スネルボールの打感
ぶっちゃけた話、スネルボールの打感ってどう感じた？
ドライバーは硬めが好きだからMTB-Xなんだけど、MTB-Blackはアプローチでフェースに乗る感覚が気持ちよくてな。実際、ボールも止まってくれるしなぁ…。
結局どっち使うの？
うーん。少しでも飛距離を出したいからMTB-Xだな。
ぼくちんは、飛距離も出したいし、打感が良いのがいいし、でもスピンも効いて、安くてカッチョいいのがいいのだ！
現実を見ない理想の彼女像だな…。自分がどこを軸にしてゴルフをするかよーーーーくその小さな脳みそで考えるんだな。なんでもかんでも揃ったボールなんてないんだぞ。泥団子でも打っとけや。
うう…。そこまで言わなくても…。涙
まぁ、冗談はこのくらいにして自分がどんなゴルフをしたいか、それをよく考えてボールは選んでね。
はーい！今回もサンキューやで。
【動画】スネルボールを徹底比較
【安い＆高評価】競技ゴルファーのためのツアースペックボール「スネル」を徹底比較する動画。
動画ならではの弾道、スネル打音を今すぐ確認してほしい。
また、オープニングのスネルたけ氏にもご注目頂きたい。
まとめ
いかがだっただろうか。
スポーツにおいて自分でボールを選べる競技はゴルフしかない。
それだけにボール選びは非常に重要だ。
ドライバーやパターなどのクラブも非常に重要だが、ボールが無ければそもそもゴルフは出来ない。
今回紹介したSnell GolfのMTB-Black・MTB-Xについて簡単にまとめておく。
- MTB-Black：打感が柔らかく、スピン性能も飛距離性能も高い。アイアンはスピン量が少なく高弾道
- MTB-X：打感は硬めで、こちらもスピン性能も飛距離性能も高い。アイアンはスピン量が多く低弾道
- MTB-BlackとMTB-X選びで迷ったら打感で選べ
どちらにも共通して言えることだか、ツアーボール（スピン系）の中では安価で購入出来るのも大きな魅力。
まだ体験していないゴルファーは、是非一度体感することを強くおすすめする。
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最後に
画像：拗ねる(スネル)たけちゃん
最後までお読みいただきありがとうござました。
当記事は、四国を代表するクラブフィッターたけちゃんこと石井建嗣(いしいたけし)氏と、南関東を代表するプロドラマー兼ドラムイベンターの辻和也氏のご協力によって完成することが出来ました。
この場を借りてお二方に御礼申し上げます。
また、この記事をお読みいただいた全ての皆様に感謝します。
当記事がゴルフボール選びの一助になれば望外の喜びです。
それではまたお目にかかれる日を楽しみにしています。
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