300ヤードも夢じゃない!?ゴルフ本「飛ばしの最終定理」吉田一尊

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飛ばしの最終定理 ドライバー
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吉田一尊「飛ばしの最終定理」

飛距離アップはこのゴルフ本で決まり!吉田一尊「飛ばしの最終定理」

多くのアマチュアゴルファーの悩み「飛ばない」を「面白いほど飛ぶ」に変えるゴルフ本。

飛ばしのスペシャリスト、吉田一尊プロコーチが、なるべく簡単に、わかりやすく、飛ばしのメカニズムを写真付きで紹介してくれる、まさにゴルフ「飛ばしの教科書」の決定版の登場だ。

大勢のアマチュアの方が悩んでいる「振り遅れ」をなくせば、それだけで飛距離は伸びます。

この本にあることを実践し、できるようになったらどうなるでしょうか?おそらく、ゴルフが物すごく楽しくなるはずです。なぜなら、自分でやるべきことが少ないにもかかわらず、ボールはまっすぐ遠くまで飛ぶようになるからです。

引用:飛ばしの最終定理「はじめに」

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目次

  1. クラブヘッドを走らせるコツ
  2. 下半身リードを覚えよう
  3. ゴルフはタイミングがすべて
  4. 体に染みついた悪い癖を直す

飛ばない理由はみんな同じ

吉田一尊「飛ばない理由」
アマチュアが飛ばない最大の理由は「手打ち」と「振り遅れ」ているから。

本書では、飛ばそうとするのではなく、飛ばない理由を見つけ、それを排除していく手法が丁寧に紹介されている。

非常に理にかなったアプローチ方法ではないだろうか。

飛ばないゴルファーの3要素

ここでも「飛ばない理由」が写真付きで分かりやすく紹介されている。

  1. 体が開く
  2. 手が突き出る
  3. クラブフェースが開く

実は、ほとんどのアマチュアゴルファーのインパクトがこうなっているのです。なぜかというと、振り遅れないよう腕を速く振ろうとするからなのです。

引用:飛ばしの最終定理「クラブヘッドを走らせるコツ」

上記の「飛ばない3要素」を一つひとつ排除することで、確実に飛距離はアップするはずだ。

体が開かなければ振り遅れない

吉田一尊「体を開かない」

飛ばない大きな要因になるのが「体の開き」である。

インパクトで体が開いてしまうと、球がつかまらない、所謂こすり球となり、つかまったとしてもチーピンにしかならない。

小生も含め、心当たりのあるゴルファーも多いのではないだろうか?

下記のスイングの形を作ることができれば、ボールは自ずと飛ぶようになるという。

その定理がこれだ。

正しいインパクトは肩スクウェア、腰45度

引用:飛ばしの最終定理「クラブヘッドを走らせるコツ」

下半身でヘッドを走らせる

飛ばしの最終定理「ヘッドを走らせる」

ゴルフスイングで手を意識的に使うのは、テークバックだけ。

後は下半身で切り返し、クラブを加速させるのだ。

つまり、ゴルフスイングとは「振る」のではなく「揺らす」動作なのだ。

この発想は、アマチュアゴルファーにとって、コペルニクス的転回ではないだろうか?

下半身を使ってヘッドを走らせることが大事です。
そのためにはまず、ダウンスウィングで左足を強く踏み込みます。

引用:飛ばしの最終定理「下半身リードを覚えよう」

この時のコツは「まっすぐな左足」である。と、詳しく写真付きで紹介されている。

吉田一尊プロの飛ばしの定理は、一貫して「下半身を上手く使って飛ばす」ことを提唱されている。

人の体の筋肉の70%以上が下半身にあることを考えれば、上半身の力でなく下半身が飛距離の源泉であることに議論の余地はない。

スイングの本質が理解できる5つのドリル

「揺らす」ことがゴルフスイングの本質であると紹介したが、本書ではそのスイングの本質を体験するための、5つのドリルが紹介されている。

本記事ではそのうちの2つのドリルをご紹介する。

振り子ドリル

吉田一尊「振り子ドリル」

クラブをつまんで持ち、体を左右に揺さぶることで、クラブが振り子運動を始める。

これこそがゴルフスイングの本質なのだ。

手や腕を使わなくても、クラブが動かせることが貴方にも理解できるはずだ。

ブランコドリル

吉田一尊「ブランコドリル」

「振り子ドリル」と同様、クラブをつまんで持ち、ブランコよろしく重心を前後、上下に動かしてみよう。

こちらもスイングの本質を体で理解できる、秀逸なドリルである。

吉田一尊プロにはゴルフ物理学の博士号を与えてはいかがだろうか。

個人的に効果絶大だった「左ひじ固定ドリル」

吉田一尊「左ひじ固定ドリル」

小生の場合、インパクト時の左ひじがゆるみ(引ける)が悩みの種であった。

しかもインターネットでいくら探しても、左ひじのゆるみを解消するヒントが見つからなかったのだ。

本書で紹介されている「左ヒジ固定ドリル」だけでも、小生にとって1,000円(税別)以上の価値はあったと思う。

このドリルで強いインパクトと、+20ヤードのドライバー飛距離を手に入れることができたのだから。

バックスウィングで左ワキが開くと左ヒジがゆるみますし、フォロースルーで左ヒジが引けるとシャフトがしならず、振り遅れます。

引用:飛ばしの最終定理「シャフトのしならせ方を覚える」

地面からの反発力を利用する

吉田一尊「地面からの反発力」

ここで紹介されているのは、己の体重=重力を飛距離に変えるということ。

ただし、地面を蹴ったつもりでも、上体が起きてしまうことの無いよう注意が必要だ。

あくまでも地面を蹴ったパワーは、上ではなく下に向かわせることが、飛距離アップのカギなのだから。

飛ばすために必要なのは、右足であれ、左足であれ、足で地面を強く押し込む動きです。

引用:飛ばしの最終定理「下半身リードを覚えよう」

吉田一尊プロの人気記事2つ

ちなみに、当サイトの過去の記事でも、吉田一尊プロの「飛距離アップのヒント」を分かりやすく紹介している。

「いいね」合計300以上の人気記事なので、是非とも参考にしていただきたい。

吉田一尊氏の「テコの原理」が凄い!左足の蹴りで飛距離10yアップ

人気の吉田一尊プロ伝授。ゴルフは左足の蹴りとリズムで飛距離アップ

飛ばしは○○○がすべて!

吉田一尊プロ「飛ばしとは」
画像:本書の118頁より

あなたががプロのスイングを見るとき、腕の振りやクラブの軌道にばかりに目が行ってしまっているはず。

それではスイングの本質をみることができない。と吉田プロは言う。

上述したように、体を左右に「揺らす」ことで、腕を振るのがスイングの基本。

この一冊には、あたたが長年追い求めてきた「飛距離アップの答え」が必ず見つかるはずだ。

本書を読み終わり、書かれているドリルがスムーズにできるようになれば、あなたは別人なっているはずである。

構えたら、テークバックして、足を踏み込んで蹴る、それだけで、まるでピンポン玉を弾くようにボールがすっ飛んで行くようになると思います。

引用:飛ばしの最終定理「はじめに」

また、ゴルフ初心者の方や、これからゴルフを始める方には、素晴らしいゴルフライフが最短ルートで手に入る「必読の一冊」となることをお約束しよう。

小生もゴルフを始めたばかりの後輩に”Present”したばかりである。

ライバルに勝つ為に必要なたった1つのコト

ライバルに飛距離で差をつけるため、あなたに必要なモノは「最新のドライバー」でも、「高反発のボール」でも、「筋力トレーニング」でもないのだ。

ライバルに勝つために必要なモノとは「飛ばすための正しい情報」なのだから…。

体に染みついた悪い癖を直す

吉田一尊「悪い癖を直す」

最後の章では、すでにスイングが固まってしまっている、ベテランゴルファーのスイング改善方法が6つ紹介されている。

  1. 左ひじが引ける
  2. 右肩が落ちる
  3. リリースが早い
  4. 体が起き上がる
  5. 体が右にスウェイする
  6. 体が左にスウェイする

上記の項目が、一つでも当てはまるゴルファーは本書で確認して欲しい。

この機会に悪い癖を矯正することで、新たな飛距離の扉が開かれるはずである。

その扉の向こうへ行くのか?

それとも行かないのか?

それはあなたの行動一つにかかっている。

まとめ

いかがだろうか。

本書は、吉田一尊プロの飛ばしの独自メソッドが、初めて公開された貴重な一冊である。

言わずもがな、ゴルフは飛ばないより飛んだ方が絶対におもしろい。

アマチュアゴルファーが飛ばない最大の理由「手打ち」と「振り遅れ」を排除し、「振る」から「揺らす」スイングで300ヤードも夢ではなくなるはずだ!

飛ばしの最終定理をまとめておこう。

  • 飛ばない理由を見つけ、それを排除する
  • 下半身リードで体を使うコツを覚えよう

Amazonのレビューでも流石の星5つのうち4.8だ!(平成28年5月現在)

最後に

当サイトで最も読まれている人気記事を1つ紹介しておく。

貴方の「飛び」の参考になれば幸いである。

飛ばしの新メソッド「前倒し」。「前倒し」でドライバー飛距離アップ

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ドライバー飛距離UP
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