フジクラシャフトの人気モデルを徹底解説
やっぱりラウンドでカッコよくドライバーを打ちたい!
でも、いつもOBばかり。シャフトにその原因があるのでは?
そう思っても一体何を選べば良いのか・・・。
毎年新しいドライバーシャフトが発売されている。
新しいもの好きなゴルファーには嬉しい!
しかし、何が違うのかサッパリ分からないゴルファーも多いのでは?
そこで今回はシャフトメーカーとして絶大な人気を誇る「フジクラシャフト」
フジクラシャフトで今人気の3モデルを、クラブフィッターたけちゃんが徹底解説!
それぞれのシャフトの特長、貴重な試打データ、振動数を紹介!
最後まで必見の内容だ!
紹介する3モデル
・VENTUS TR RED
・SPEEDER NX
・SPEEDER NX GREEN
フジクラシャフトの中でも、人気な3モデルだ!
今回はそれぞれの特徴を紹介する前に、振動数データ、試打データを紹介する!
なお、今回の3モデルはすべて「50S」での試打データ、振動数データとなる。
貴重!3モデルの振動数データ
それではいきなりだが、振動数データの比較を行う。
非常に貴重な振動数データだ!
VENTUS TR RED | SPEEDER NX | SPEEDER NX GREEN | |
---|---|---|---|
振動数 | 266CPM | 258CPM | 254CPM |
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
3モデルの試打データ
それではVENTUS TR RED、SPEEDER NX、SPEEDER NX GREENの3モデル試打データをご覧頂こう。
試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんだ!
繰り返しになるが、試打を行う3モデルは全て「50S」での試打データだ。
非常に貴重な振動数データ、試打データをご覧頂いた。
それではそれぞれのシャフトの特長を紹介する!
SPEEDER NXの特長
SPEEDER NXは「中調子」のシャフトである。
しかし、ただの中調子ではなく、手元と先端のトルクを絞っている。
それを実現しているのが、新技術「VTC」だ。
調子は中調子ではあるが、手元と先端を締める事で、シャフト中間部を柔らかくする事に成功している。
それにより簡単に高弾道を実現している。
中調子は先調子に比べると球が上がらない弱点はあるが、見事にその弱点をカバーしている。
SPEEDERの新時代を作ったシャフトと言えよう。
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SPEEDER NX GREENの特長
SPEEDER NXに比べて「弾道が低くなり、スピンが減ったシャフト」
SPEEDER NXよりも更に手元側のトルクを絞っているのが、SPEEDER NX GREENの特長だ。
SPEEDER NX GREENは先端剛性を高める事で、捕まりをやや抑えたシャフトとして設計されている。
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VENTUS TR REDの特長
VENTUS TR REDは「VENTUS TR」の中でも、扱いやすいモデルとされている。
その理由のとして「先端剛性がTRシリーズの中で一番軟らかい」事にある。
VENTUS TR REDのシャフト特長として「高弾道・低スピン」を実現しやすいシャフトだ。
調子としては「先中調子」のVENTUS TR REDだが、ここで注意してほしい。
一般的に国内で販売されている、先中調子のシャフトに比べて
VENTUS TR REDは先端が「硬い」使用となっている。
あくまでも「VENTUS TRシリーズの中」では、先端が軟らかいという事だ。
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VENTUS TR REDはSPEEDERに似てる?
今回人気3モデルの内、2モデルは「SPEEDERシリーズ」だ。
その中で1モデルだけ「VENTUS TRシリーズ」が入っているのだが、
その理由をクラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
VENTUS TRシリーズの中で、一番SPEEDERシリーズに近いのがTR REDだ。
あくまでもVENTUS TRシリーズの中では。だが、比較するのも面白いと思う。
SPEEDERにVENTUS TR REDが似ている訳ではないが、比較する事とした。
VENTUS TR REDはフレックス選定に要注意!
先ほどの振動数データを見て頂ければ分かるが、VENTUS TR REDは非常にハードなシャフトだ。
50Sとは言え、SPEEDER NX、NX GREENに比べても非常にハードスペックだ。
クラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
VENTUS TR REDは他のカスタムシャフトの50Sに比べて「半フレックス以上」硬い。
つまり、VENTUS TRシリーズ以外の50Sのシャフトを使っているゴルファーが、
同じ様に選ぶと非常に硬いシャフトになる。
シャフトのフレックス表記はあくまでも「目安」と思った方が良い。
50Sと表記されていても、実際の振動数データは大きな開きがある。
購入する前は必ず信頼できるフィッターのもとで、フィッティングを受けよう!
VENTUS TR REDは手元の硬さが最高クラス!
クラブフィッターたけちゃんは、VENTUS TR REDの手元の硬さも指摘している。
以下はクラブフィッターたけちゃんの感想だが、手元の硬さは以下の様に感じる。
VENTUS TR RED(一番硬い)→ SPEEDER NX GREEN → SPEEDER NX
ただし、SPEEDER NX GREENは剛性自体は高くないが、「トルク」を絞る事で硬く感じる。
しかしこの「トルク」。すべてのゴルファーが同じ様に硬く感じる訳ではない。
やはり最終的にシャフトは「打たなければ分からない」のだ。
トルクの感じ方は、まだ試打データが少ないので個人差が非常に出やすいと言える。
試打する際の注意
ここまで読んで頂き、実際に試打をしたくなったゴルファーも多いだろう。
試打をする際に注意して欲しい点を、クラブフィッターたけちゃんが教えてくれた。
特長がハッキリ分かれるシャフトだが、TR REDとSPEEDER NXはタイプが全く異なる。
もし試打をしたい場合は以下の組み合わせで試してほしい。
・VENTUS TR REDとSPEEDER NX GREEN
・SPEEDER NXとSPEEDER NX GREEN
先ほどもお伝えしたが、VENTUS TR REDを試す場合はフレックスに気を付けてほしい。
50Sの場合は、他のカスタムシャフトに比べて非常にハードなシャフトになっている。
【動画】シャフトの特徴を一気解説!失敗しないドライバーシャフトの選び方|【スピーダーNX・スピーダーNXグリーン・VENTUS TR RED】
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はフジクラシャフトの人気シャフト3モデルの特長を紹介した。
近年は多くの媒体で新製品が紹介されるが、あまりにも情報量が多いので、
何が違うのか。何を選べば良いのか悩んでいるゴルファーも多いだろう。
クラブフィッターたけちゃんは常日頃、以下の様に語る。
「最後は信頼の出来るフィッターのもとで、フィッティングを受けて欲しい」
やはりどんなに情報社会になっても、最後は人と人が触れ合うフィッティングが重要なのだ。
一人で悩まないで、ほんの少しの勇気を出してフィッティングを受けて欲しい!
この記事がドライバーシャフト選びに悩んでいるゴルファーの助けになる事を祈って・・・。
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