静かな高反発で飛ばす!マキシマ2SpecialTuningを試打検証!
ゴルフの楽しさとは何か。
ベストスコアを更新する。ピンに絡むアプローチ。パッティング。ラウンド後の食事。
あえて言おう。ゴルフの楽しみ。それは「飛ぶって面白い」
ビートたけしさんや、木村拓哉さんがイメージキャラクターを務める、地クラブメーカーのリョーマゴルフ。
リョーマゴルフから2021年4月28日に、高反発モデルの「マキシマ2SpecialTuning」が発売された。
リョーマゴルフの飛びの技術の結晶とも言える、マキシマ2シリーズの高反発モデルだ。
マキシマ2の飛びの技術を更に高めたのが、SpecialTuning。
今回はマキシマ2SpecialTuningの試打を行い、その飛びの秘密を探る!
マキシマ2SpecialTuningは、従来の高反発モデルとは違う「静かな高反発」も見逃せないポイントだ。
ドライバーの圧倒的な飛距離が欲しいゴルファーは、最後まで見逃せないぞ!!
マキシマ2SpecialTuningは初速で飛ばす!
マキシマ2SpecialTuningは、国内外特許を取得した、超高反発のヘッドが最大の特徴と言える。
インパクト時にフェースがたわみ、インパクト後にはボディ全体がたわむ事で、ボール初速を高い次元で出す事に成功している。
実はこのヘッドの特徴が、高反発モデルの特徴とも言える「ある部分」を軽減している。
ある部分に関しては、後述するので、最後まで読んで頂きたい。
フェース部分にもリョーマゴルフ独自のチタン素材を採用し、飛びに特化したドライバーがマキシマ2SpecialTuningだ。
マキシマ2SpecialTuningは超高反発モデル(SLEルール適合外)であるため、試合などでは使用不可となっている。
しかし、プライベートなラウンドで使用する分には、問題はない。
以前に、マキシマ2Type-Dを紹介したがリョーマゴルフはとにかくスピン量が減るのが大きな特徴である。
マキシマ2SpecialTuningも、スピン量が多いゴルファーにとって、スピン量を減らしてくれるドライバーだ。
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マキシマ2SpecialTuning試打
マキシマ2SpecialTuningの試打を早速行う。
試打を行うのは、クラブフィッターたけちゃん、女性ゴルファー代表としてゆみちゃんが試打を行う。
今回はマキシマ2SpecialTuningのシャフトラインナップから、以下のシャフトで検証を行う。
・BEYOND POWER Ⅱ Plus FLEX∞
長さ:46.25インチ
振動数:220CPM
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
マキシマ2SpecialTuning試打データ
まず注目して頂きたいのは「ミート率」だ。
ミート率は1.5以上が出るとほぼマックスと言われるが、たけちゃんの試打データを見ると1.47と、非常に高いミート率になっている。
ミート率は「初速÷ヘッドスピード」で算出される。
たけちゃんのヘッドスピードは、いつもと変わらないが、ミート率が1.45を超えるのは珍しい。
それだけに、マキシマ2SpecialTuningの初速性能が高い事がデータから分かる。
そして、スピン量にも注目して頂きたい。
たけちゃんは、普段は3000RPMとスピン量が多い事が悩みであるが、2球ともに3000RPMを切っている。
ゆみちゃんはスピン量が多いが、これはさすがに女性に46.25インチと長いシャフトが合っていない事が原因だ。
しかし、それでも総距離は通常使っているドライバーと遜色ない結果となった。
ゆみちゃんのミート率は、1.3が通常での平均ではあるが、1.4を超えるデータも出た。
マキシマ2SpecialTuningの初速性能の高さがハッキリと出た結果だ。
ヘッド単体での販売もしているので、シャフトをしっかり自分に合わせれば、爆発的な飛距離は貴殿のモノだ!
やはり、マキシマ2SpecialTuningは「飛びに特化したドライバー」と言える。
ミスへの寛容性も高いマキシマ2SpecialTuning
たけちゃんの1球目は、アウトサイドイン軌道で、インパクト時のヘッドは開いて当たっている。
実際に弾道もスライスとなっている。スライス弾道になってしまうと飛距離は伸びないはず。
それでも飛距離は落ちないどころか、たけちゃんの通常の距離から考えると飛んでいる。
ミスショットしても飛距離が落ちにくい。つまりミスにも寛容性があるヘッドだ。
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静かな高反発!マキシマ2SpecialTuningのターゲットは?
高反発モデルのドライバーは、独特の金属音がするモデルが非常に多い。
是非、本記事最後に紹介する動画を見て頂きたいが、マキシマ2SpecialTuningの打球音は非常に静かだ。
冒頭でお話しした、高反発の特徴の「ある部分」とは「打球音」の事だ。
ルール適合モデルのドライバーと比べて、おそらく高反発モデルのドライバーと分からない打音だ。
静かな高反発と言えるのが、マキシマ2SpecialTuningだ。
高反発モデル特有の金属音を抑える事に成功しているキーポイントは「ヘッド」だ。
ボール初速を上げる為に、ヘッドをたわませているが、高反発特有の金属音をボディ側で吸収しているのだ。
マキシマ2SpecialTuningの対象ゴルファーはシニア層だ。
飛距離は欲しいのだが、どうしても高反発特有の金属音はして欲しくないゴルファーも多いだろう。
そんなゴルファーにとって、マキシマ2SpecialTuningは「飛び」と「打球音」との両方を満たすドライバーと言える。
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アマチュアゴルファーにとってのルール適合外
改めて言うが、マキシマ2SpecialTuningはSLEルール適合外のドライバーだ。
試合でマキシマ2SpecialTuningを使う事はできない。
クラブフィッターたけちゃんは、ゴルフをレジャーとしても楽しんで欲しいと、常々言っている。
どうしても飛距離が出ない。だからゴルフがつまらなくなってきた。そう思う前に、是非ギアの力を使って頂きたい。
ルール適合外であっても、飛距離・打球音を満たしてくれるマキシマ2SpecialTuningは、ゴルフの楽しみ方を変えるドライバーかもしれない。
自然の中で、ボールを飛ばす。そして、仲間たちとゴルフ談義に花を咲かせる。
それだけでもゴルフを楽しむ要素はいくらでもあるではないか。
ルールに縛られる必要はあるだろうか。(プレーのルール、マナーは絶対守ること!!)
どうしてもドライバーの飛距離に悩んでいる方は、是非一度マキシマ2SpecialTuningを試打して頂きたい。
この後のQ&Aでは、マキシマ2SpecialTuningを扱う際の注意点を紹介するので、最後まで読んで頂きたい!
【Q&A】クラブフィッターたけちゃんに聞く!
クラブフィッターたけちゃんに、マキシマ2SpecialTuningについてズバババ!っと聞いてみたぞ!!
マキシマ2SpecialTuningの推奨ヘッドスピードは?
たけちゃん。今回もよろぴくーー。ところで、マキシマ2SpecialTuningを打つべき推奨ヘッドスピードってどれくらい?
これ、かなり重要だからよく聞いて欲しい。保証対象ヘッドスピードは44m/s以下だ。
保証対象ヘッドスピード・・・?それってどう言う事?
高反発ドライバーはフェースが薄く作られている。つまり、ヘッドスピードが速い人が打つと、フェースが割れてしまう可能性がある。
なるほど・・・。だからリョーマゴルフさんが保証するヘッドスピードは44m/s以下って事なんだね。
そう言う事。多くの高反発モデルのドライバーは保証対象ヘッドスピードはあるが、大体は40m/s以下が多い。つまり、それだけこのドライバーに自信があるんだろうな。
僕ちんのダイナミックスーパーシャロースイングにも耐えられるのが、マキシマ2SpecialTuningって事なんだね。(ズバゴル:ヘッドスピード13m/s)
ウルトラかっこ悪いな、それ。外で言うなよ。
シャフトを差し替えることも可能?
素朴なギモンなんだけど、マキシマ2SpecialTuningって他のシャフトに差し替える事もできるっちゃ?
差し替え可能だぞ。ヘッド単体で販売している工房やショップもあるぞ。今回は1種類の標準シャフトで試打をしたが、他にも豊富な標準シャフトが用意されているぞ。
やっぱり自分にピッタリあうシャフトで打ったら、もっと飛びそうだもんね。
もちろんだ。今回は飛びに特化したヘッドだから、飛びを求めるゴルファーは一度試打をしてほしい。
たけちゃん、今回もありがとー!またよろしくね!
【動画】リョーマゴルフ|マキシマ2SpecialTuning試打検証
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は地クラブメーカーである、リョーマゴルフのマキシマ2SpecialTuningの試打検証を行った。
高反発モデルのマキシマ2SpecialTuningであったが、やはりその飛距離性能は素晴らしい。
初速を上げ、スピン量を減らすことで、飛距離を出す。飛距離に悩んでいるゴルファーにとっては、魅力的な1本だろう。
高反発モデルであるので、試合での使用は不可ではあるが、アマチュアゴルファーにとっては高反発モデルもゴルフを楽しむ為に、積極的に使用してもいいのではないだろうか。
マキシマ2SpecialTuningは、従来の高反発モデルと違い、打球音にも工夫を施している。
通常のルール適合モデルと、変わりない打球音は、高反発モデルへの抵抗を無くすドライバーかもしれない。
ゴルフは生涯スポーツと言われる。飛距離が出なくなって辛いと感じる方は、マキシマ2SpecialTuningを是非試して頂きたい。
▼お得なマークダウンモデル
当記事のライター辻和也氏
ズバババゴルフ専属ゴルフライターのプロドラマーつじです。
今回は高反発モデルのマキシマ2SpecialTuningの特集でした。
私はまだゴルフ仲間がほとんどいない状態で、ラウンドをするのは私の親父殿になります。
以前ラウンドした時、飛距離に悩む親父殿に高反発モデルのボールを贈呈しました。
「おう。親父殿。この高反発モデルのボールをさずけよう。これでドライバーが飛ぶこと間違いなしだ。」
「おう。息子よ。ありがたく使うぞ。」
ゴルフはスポーツであるが、レジャーでもあると思う。ゴルフ場のマナーは守っても、クラブは好きものを使うのがいい。
親父殿は、ゴルフ歴は長いのであるが、あまりギアには興味がない様子。
しかし、次第にドライバーが安定し、確かにいつものディスタンスボールよりも、高反発ボールは飛んでいる。
高反発ボールで、いつもよりゴルフが楽しかった様子だ。
「おう。息子よ。この高反発ボール。また買ってきてくれ。いつもより飛ぶからおもしろいわ。」
「おう。親父殿。さすがに次は自分で買ってくれ。」
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