あなたに合うSPEEDER NXはこれだ！
「スピーダーエボリューション」からリニューアルした「スピーダーNX」
プロゴルファーはもちろん、アマチュアゴルファーにも大人気だ！
現在以下の3モデルが発売されている。
・スピーダーNX
・スピーダーNX GREEN
・スピーダーNX BLACK
ドライバーのシャフト選びに悩んでいるゴルファーの中には、
スピーダーNXシリーズが候補に入っている方も多いだろう。
しかし、一体どんな違いがあるのか・・・。
ドライバーのシャフト選びにも悩んでいるのに、
モデルの違いを調べるのも大変・・・！
そんなゴルファーの味方がズバババ！GOLFだ！
今回はスピーダーNX3モデルをクラブフィッターたけちゃんが徹底解説するぞ！
特徴の解説だけでなく、振動数・試打データも比較するぞ！
スピーダーNX共通の特徴
それぞのモデルの解説を行う前に、スピーダーNXシリーズ共通の特徴を解説する。
スピーダーNXは「トルク」に着目して開発をされている。
今までのシャフト開発はいわゆる「調子」が設計のメインであった。
スピーダーNXでは「トルク」という概念を入れることで、
より細かな特性をシャフトに入れ込む事が可能となった。
手元と先端のトルクを絞る技術を、フジクラシャフトでは「VTC」と呼んでいる。
スピーダーNXシリーズはまさに「新次元」
シャフトの開発はまだまだ進化すると感じたな！
スピーダーNX3モデルの特徴
それではスピーダーNX3モデルの特徴を解説する。
以下の3モデルとなる。
・スピーダーNX BLUE
・スピーダーNX GREEN
・スピーダーNX BLACK
※初代スピーダーNXはそのまま「スピーダーNX」という名称である。
※本記事では2モデルとの比較として「スピーダーNX BLUE」と表記する。
スピーダーNX BLUEの特徴
調子は中調子ではあるが、手元と先端を締めている。
これによりシャフト中間部が柔らかくなり、高弾道・高初速を実現している。
中調子は先調子に比べると球が上がらない弱点はあるが、見事にその弱点をカバーしている。
デビューした時は多くの女子プロが移行したな。
今でも多くのゴルファーに合うシャフトだ。
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スピーダーNX GREENの特徴
初代よりトルクのメリハリを多くすることで「メリハリ」がある。
スピーダーNX BLUEよりも手元側のトルクを絞る設計となっている。
手元側と中間部のねじれの剛性差が大きくなり、ヘッドスピードが上がるのだ！
先端部は初代よりやや硬めになっている。
スピーダーNX BLUEは「つかまり過ぎる」という声が、プロアマ問わずあった。
さらにスピーダーNX BLUEでは球が上がり過ぎると感じるゴルファーも多かった。
スピーダーNX GREENは、弾道を抑えて、左を気にせず叩けるモデルとなっている！
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スピーダーNX BLACKの特徴
これまでの2モデルは「中調子」であった。
スピーダーNX BLACKはシリーズ初となる「先中調子」になる。
スピーダーと言えば「先調子」のイメージを持っているゴルファーも多いだろう。
その観点でいえば、スピーダーNX BLACKは「Theスピーダー」と言える！
先中調子なので、もちろん先端剛性は低い。
先端剛性は低いが、トルクは絞ってるので安定性を確保している！
これが「VTCテクノロジー」の凄みと言える。
先調子のメリットは「最大飛距離」が狙えるシャフトだ。
しかしデメリットは「当たり負け」や「シャフトが暴れる」が挙げられる。
このデメリットを「トルク」を絞る事で抑える事が出来ているのだ。
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振動数比較
それではスピーダーNX3モデルの振動数を公開する！
| SPEEDER NX 60S | SPEEDER NX GREEN 60S | SPEEDER NX BLACK 60S | |
|---|---|---|---|
| 振動数 | 259CPM | 257CPM | 255CPM |
振動数としては硬くないシャフトに分類されるだろう。
この振動数については、試打データの際に興味深い話があるので、
最後まで読んで頂きたい！
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
スピーダーNX3モデル試打データー
それではスピーダー3モデルをクラブフィッターたけちゃんが試打！
気になる試打データをご覧頂こう！
スピーダーNX BLUEの試打感想
スピーダーNX BLUEは真っすぐ打ち出され、緩やかに右への球筋となった。
フェードヒッターのクラブフィッターたけちゃんの持ち球となった。
スピーダーNX GREENの試打感想
スピーダーNX BLUEを基準と考えた場合、スピーダーNX GREENは打ち出しが低くなっている。
スピーダーNX GREENの特徴として「弾道を抑える」があるが、
まさに特徴通りの結果となった。
スピーダーNX BLACKの感想
スピーダーNX BLACKも特徴通りの結果となった！
先中調子の特性として「高弾道」がある。
今回の試打データーの中でスピーダーNX BLACKが一番弾道が高い結果となった！
振動数だけでない硬さの感じ方
スピーダーNX3モデルの振動数は、そこまで硬い数値ではない。
しかし、試打を行ったクラブフィッターたけちゃんはこう語る。
スピーダーNX GREENは、振動数は出てない。
しかし決して軟らかいとは感じない。
手元のトルクを絞っているのが原因だとは思うが・・・
同じ様にNX BLACKも軟らかい数値ではあるが、そう感じさせない。
これが「トルク」の面白いところだ。
数値的には一番硬いのがスピーダーNX BLUEだが、
クラブフィッターたけちゃんは一番「軟らかい」と感じたそうだ。
振動数だけでは判断できないのが「スピーダーNXシリーズ」なのだ。
トルクの感じ方は人それぞれなのだ。
打たないと分からない。それがスピーダーNXだ。
フィッターとしてはまだデータが足りない。
多くの方に試打をしてほしい！
【動画】SPEEDER NX3モデルを一気試打！あなたに合うSPEEDER NXの選び方
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はスピーダーNX3モデルの特徴を紹介した。
簡単ではあるが、以下にまとめてみる。
【スピーダーNX BLUEの特徴】
・クセのない中調子のシャフト
・ストレート弾道
・高弾道、高初速が狙える
【スピーダーNX GREENの特徴】
・弾道を抑える
・ヘッドスピードが上がる
・スピン量を抑える
【スピーダーNX BLACKの特徴】
・シリーズ初の先中調子
・高弾道を狙る、最大飛距離が狙える
・当たり負けしない、インパクト時の安定度が高い
スピーダーNXシリーズ共通の特徴として「トルク」がある。
しかしまだ「トルク」に関しては試打データーが少ないのが現実だ。
スピーダーNXシリーズをすでに使っているゴルファーはもちろん、
まだスピーダーNXシリーズを試した事がない方は「試打必須」だ！
振動数的には軟らかいが、トルクの感じ方は人それぞれ。
硬く感じる人もいれば、軟らかく感じる人もいる。
今回の記事を参考にして頂き、ぜひ信頼が出来るフィッターのフィッティングを受けて欲しい！
この記事がドライバーのシャフト選びに悩んでいる貴方の助けになる事を祈って・・・。
本記事のライター
ズバババゴルフ専属ライターのつじです。
スピーダーNX。しかしこのNXってどういう意味なのか。
たけ氏にLINEしてみた。
「NXの意味を知りたい？ちょっと待ってろ！」
あれから1週間経過したが、いまだ回答がない。
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