極上の打感と意外と難しくないマッスルバック
アイアンに何を求める?飛距離?優しさ?打感?
アイアン作りに妥協せずに挑み続けた三浦技研。そして三浦会長。
2022年6月。三浦技研から新たなアイアンがリリースされた。
三浦会長が5年の歳月をかけデザインした「KM-700」
アイアンにこだわりを持つゴルファーであれば、誰しもが知っている「三浦技研」
三浦技研が5年もの歳月をかけたとあれば、一体どんなアイアンか気になる!
今回はクラブフィッターたけちゃんが、試打を行いKM-700を徹底解説するぞ!
KM-700の特長
【スイング中、ボールのインパクトに向けてクラブヘッドが適正な動きへと自然に導くこと】をテーマにしたKM-700。
一体どんな特長があるのか、クラブフィッターたけちゃんはこう語る。
一見すると難しそうな「マッスルバック」を彷彿とさせるが、三浦技研にはマッスルバックモデルとして「TB-ZERO」がある。
三浦技研は、同じコンセプトの現行アイアンは出さない。
KM-700はマッスルバックではあるが、見た目より簡単なヘッドである。
番手毎に振りやすさを追求
KM-700は、番手毎に振りやすさを考えた削りを施しており、画像でも分かる様に特徴的なソールトーカットを施している。
大胆にカットされているが、なんと20gほどカットしているという。
このカットを行う事で圧倒的な振りやすさを実現しているのだ。
実際に試打を行ったクラブフィッターたけちゃんは、KM-700は圧倒的な抜けの良さを実感した。
ネック形状にもこだわ
KM-700の特徴として、クラブフィッターたけちゃんは【ネック形状】を挙げている。
KM-700の重心距離は「35mm」であり、これは三浦技研の大人気モデル「TC-101」が34mmである。
これは何を意味するのか。このたった1mmであるが、KM-700の方が数値的に言えば「打点のミス」に強い事になる。
ここで三浦技研のモデル毎のヘッドチャートを見て頂きたい。
見た目は難しいそうなマッスルバックの「KM-700」であるが、見た目以上に実は簡単なモデルである事が分かる。
KM-700はローバウンスモデル
KM-700は他のモデルに比べて「ローバウンスモデル」でもある。
しかし、以下の画像を見て頂きたい。
ソール部分に丸みを持たせる事で、芝に刺さり難く滑りが良くなっている。
試打データ
それでは気になるKM-700の試打データをご覧頂こう。
今回は7番アイアン(ロフト33度)で試打を行った。
そして比較対象として三浦技研のTC-101アイアンも試打を行った。
試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんだ!
KM-700は抜群の振り抜きの良さ!
試打を行ったクラブフィッターたけちゃんは、「KM-700」の振り抜きの良さを絶賛していた。
※KM-700弾道データ
ミドルやロングアイアンでもその振り抜きの良さは、圧倒的なアドバンテージになる。
またネック形状の部分でも説明したが、左右の打点ミスがTC-101よりも強い。
そして打感も極上であり、一度打つと虜になる打感と、クラブフィッターたけちゃんは感想を述べている。
近年のドライバーに共通している?
KM-700は重心距離が長い設計となっているが、これは近年のドライバーにも同じ事が言える。
つまり、ドライバーからアイアンまで同じ感覚のスイングする事を、ヘッドで具現化出来るのではないか。
クラブフィッターたけちゃんは、そう語る。
もちろんシャフトで振り心地を揃える事は大事である。
しかし、ここに【ヘッドの流れ】があったらどうだろうか。
つまり、ヘッドローテーションのフローという事だ。
重量フロー・硬さのフロー・ローテーションのフロー。
もしかしたら、近い将来はこのようなセッティングが当たり前になるのかもしれない。
KM-700は見た目は難しそうなヘッドではあるが、重心距離は長く設定されており、見た目ほど難しいクラブではない。
それと同時に美しいデザインは、機能美でもある。
【動画】スライスしないティーの原理をフィッターが解説!本当にスライスしないのか?
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は三浦技研のアイアン「KM-700」を紹介した。
三浦会長が5年もの歳月をかけた究極とも言えるアイアン。
見た目は難しそうに見えるが、実はゴルファーがスイングしやすい配慮が注ぎ込まれているアイアンなのだ。
是非、こだわりの1本を持ちたいゴルファーには、強くお勧めするアイアンだ。
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