【振動数計測】The ATTAS V2試打評価!プロフィッターが徹底解説!

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UST Mamiyaの名シャフトがパワーアップ

2022年12月16日。

多くのゴルファーが名シャフトと太鼓判を押すUST Mamiyaの「The ATTAS」のニューモデル「The ATTAS V2」がリリースされた。

前作The ATTASはクセの無いシャフトで、プロゴルファーのみならず、多くのアマチュアゴルファーからも大絶賛のシャフトだ。

今回は新たにパワーアップした「The ATTAS V2」を実際に試打を行い、クラブフィッターたけちゃんが徹底解説。

一体どんなシャフトに仕上がっているのか。

ドライバーシャフトに悩んでいるゴルファーは必見の内容だ!

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振動数データ


それでは、非常に貴重なデータ。The ATTAS V2の振動数データを公開する。

The ATTAS V2 4SThe ATTAS V2 5SThe ATTAS V2 5XThe ATTAS V2 6SThe ATTAS V2 6X
振動数243CPM255CPM271CPM263CPM278CPM

※参考値)SPEEDER NX GREEN 50S(252CPM)・SPEEDERNX GREEN 60S(256CPM)

「CPM」とは「Cycles Per Minute」の略。シャフトが1分間に何回揺れ動くかを計測した数値。
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。

UST Mamiyaのシャフトは柔らかい

UST Mamiyaの9代目となるシャフト「ATTAS COOL」辺りから、

他社メーカーに比べて、半フレックスほど柔らかい傾向だ。

つまり、他社メーカーの6Sを使っているゴルファーからすると、UST Mamiyaの6Sは柔らかく感じやすい。

そこで12代目となる「ATTAS DAAAS」からは、50gと60gに「SX(SとXの間)」が登場している。

The ATTASに関しても同じ様に、他社メーカーに比べて柔らかい傾向があった。
※SXは無かった。

実際にクラブフィッターたけちゃんは、フィッティングをする際にお客様からは好評だったものの、

「もう少し硬いと良かった。」

という現場の声を数多く聞いてきたという。

The ATTAS V2の振動数は弱点を補強した?

他社メーカーに比べて柔らかい傾向にあるのが、UST Mamiyaのシャフトであるが、

The ATTAS V2はどうかというと、「他社メーカーの振動数に近づいた」と言うべきだろう。

前作のThe ATTASは非常に完成度が高かったが、繰り返しになるが、振動数データ的には柔らかい傾向にあった。

これを補う為に、The ATTAS V2の振動数は他社メーカーの平均値に戻ったシャフト。と言える。

シャフトデザイン

もう一点。クラブフィッターたけちゃんは前作のThe ATTASで気になる点があったという。

それは「デザイン」だ。

ここは個人の好みになる部分であるが、前作のThe ATTASはカラフルなシャフトデザインであった。

今作のThe ATTAS V2は対して非常にシックなデザインとなっている。

試打データ

それでは非常に気になる試打データを確認する。

試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんと、女性ゴルファー代表として、ゆみちゃんが行う。

The ATTAS V2はクセの無いシャフト

The ATTAS V2は「どまっすぐ」がキャッチコピーであるが、これはクセがない。と言える。

つまり、ゴルファーのポテンシャルがそのまま反映されるシャフトと言える。

クラブフィッターたけちゃんは、The ATTAS V2を「安定感抜群のシャフト」と表現する。

ゴルファーのミスはミスと出るシャフトと言え、練習しがいがあるシャフトだ。

スペック選定の注意点

さて、ここでThe ATTAS V2を選ぶ際の注意点を紹介する。

先ほども紹介したが、9代目から13代目までのATTASシリーズは、シャフトが柔らかい傾向にある。

The ATTAS V2は9〜13代目に比べて硬い仕上がりになっているので、いつも使っているフレックスをそのまま選ぶと、
硬いシャフトを選んでしまう可能性がある。

逆に他社メーカーを使用しているゴルファーは、似た振動数帯であるので、まずはいつも使っているフレックスから試してみてほしい。

もちろんだが、こう説明はしているが、必ず試打とフィッティングは受けて欲しい!

あくまでも目安としての話である。

【振動数】The ATTAS V2を使うべきゴルファー教えます!

まとめ

いかがだっただろうか。

今回はUST MamiyaのThe ATTAS V2を紹介した。

名作シャフトと非常に評価が高いThe ATTASの後継モデルとあって、良い所は継承され、
前作で物足りなかった部分を強化したのが、The ATTAS V2と言える。

キャッチコピーにある「どまっすぐ」が言う様に、ゴルファーのポテンシャルを発揮してくれるシャフトだ。

ただし、注意する点としてスペック選定は慎重に行うべきだ。

特に9代目以降のUST Mamiyaのシャフトを使っているゴルファーは、いまお使いのシャフトに比べ

硬い仕様となっている。

同じフレックスを選んでしまうと、ミスマッチする可能性もある。

必ず試打を行う事。そしてその際はフィッティングを受けてほしい。

いくらクセの無いシャフトとは言え、自分に合わないスペックを選んでしまっては台無しだ。

この記事を参考に、あなたのシャフト選びの悩みが解決するキッカケになる事を祈る。

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