左壁とスイング軌道が身に付く効果的な練習方法
背骨を軸としたアドレス、低く長いテークバック、左肩が顎の下で右足に体重が乗ったトップの位置、切り返しは右肘を最短ルートで引き下ろす…。
僕も含め、ほとんどのアマチュアゴルファーが、「インパクトより前のスイングの形」に気を取られ過ぎなのです。
しかし、ボールを狙った方向に、そしてより遠くに飛ばすために最も重要なことは、インパクトの瞬間のクラブのスイング軌道、フェースの向き、速度、打ちだし角度なのです。
つまり、ショットの成否を決めるのは「正しいインパクトか否か」この一言に尽きるのです。
しかも、インパクトでフェースとボールが接触している時間は1万分の5秒。距離にして2㎝といわれています。
今回は、テディベアーズ・デーの10月27日に、めでたく58歳のお誕生日を迎えられた、魅惑のエンターテイナー、ティーチングプロ藤井誠氏の、理想のスイング軌道と、正しいインパクトで身に付く秀逸な練習方法をご紹介します。
毎週毎週練習場へ通い、1回の練習で300球以上もボールを打っているのに一向に100が切れない…。
そんな方はゴルフのセンスがない、運動神経が悪いというのではなく、クラブを正しく動かす方法と正しい練習方法を知らないだけなのです。
今回ご紹介する藤井プロの練習方法を取り入れることで、体幹で打つスイングが身に付き、正しいスイング軌道、しかも、力強く正確なアイアンショットが打てるようになります。
こんなゴルファーにおすすめのレッスン動画
- 体幹を使ったスイングで飛距離をアップさせたい方
- 左の壁が崩れ、正しいフィニッシュがとれないゴルファー
- インパクトで左の足の裏が浮いてしまっている方
- アイアンの飛距離をあと10ヤードアップさせたい方
- 58歳とは思えない藤井誠プロの「キレッキレ」のアイアンショットが見たい方
重いクラブで練習するメリット
今回の動画で藤井プロは最も重いクラブのサンドウェッジを使用しています。
特にゴルフ初心者の場合、正しいスイングを身体に覚えこますためには、サウンドウェッジのような比較的重いクラブでの練習が必要です。
それではここで、サンドウェッジのような重いクラブを使って練習することのメリットを3つご紹介します。
- ゴルフに必要な筋肉を鍛えることができる
- 身体の大きな筋肉の正しい使い方が理解できる
- 飛距離アップに欠かせない下半身主導のスイングが身につく
繰り返しになりますが、重いクラブで繰り返し練習をすることで、頭ではなく正しいアイアンスイングを身体が勝手に覚えるようになります。
結果、ヘッドスピードが上がり、アイアンの飛距離が飛躍的に伸びるようになるのです。
理想のスイング軌道を身に付けるドリル|藤井誠ゴルフレッスン
総合評価★★★★★
YouTube評価数4|ためになる度100点|尺9分08秒|動画公開日2016/11/05
「左の壁」と「正しいスイング軌道」が身に付く練習方法
- インパクト後の動きから正しいスイング軌道を考える
- 左足で地面をグッと掴めば左の壁は崩れない
- フィニッシュから骨盤を使ってヘッドを戻す
- アイアンの飛距離アップは左足と体幹を正しく使え
- 正しいスイングプレーンは足の裏で作る
スイングの「幹」の「体幹」の重要性
体幹とは体の幹に当たる部分。
具体的には腹から腰、背中のインナーマッスル(体の奥のほうにある筋肉)も含めた筋肉のことです。
体幹の重要性は、あらゆるスポーツにおいて注目されていることは周知の事実です。
アドレスだけではなくスイング中も体幹に意識を集中し力を入れることで腕や手の力みが自然にとれ、スイング軸が安定します。
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スイングの基本が下半身にある理由
ゴルフスイングの主役、そして飛距離のエンジンは下半身です。
クラブを速く振りヘッドスピードを上げる為には、腰の回転を速くする両足の力によって生まれるのです。
要するに、ゴルフのスイングとは、下半身から生み出したパワーを、腕や手がクラブに伝えているだけなのです。
今回の藤井誠プロのレッスン動画は、下半身や体幹を効率的に使い、ボールを正しく遠くに飛ばすことの重要性を教えてくれています。
視聴回数80万回!藤井誠ゴルフチャンネル
また、藤井プロのYouTubeチャンネル「藤井誠ゴルフチャンネル」には、冬の時期に向け、体幹を鍛える為に非常に有効な練習方法が多く紹介されています。
2015年10月10日に開設後、現時点まで、藤井誠ゴルフチャンネルに公開されているレッスン動画は40本。チャンネル登録者 3,572 人、視聴回数 798,944 回 。(2016年11月6日時点)
毎日毎日10人近くのゴルファーが登録する日本プロゴルフ協会 ティーチングプロの藤井誠ゴルフチャンネルにあなたも今すぐ登録しようぜ!
藤井誠のレッスンは足の裏から動きを考えていきます。
気持ち良くカラダ全部を使えるようになったら自然にボールも飛んでいく。
ゴルフがある生活、指南します!!!
引用:藤井誠ゴルフチャンネル|説明
ゴルフは動画で上手くなる時代
ゴルフの上達や正しい練習方法を習得するには、YouTubeなどの動画を教材に選ぶべきです。
レッスンなどで、言葉でいくら体の動きを解説されても「イメージ」や「リズム」の伝達には文字や写真では限界があります。
ゴルフのリズムを「チャー・リー・シーン!」とか、「フォン、シャン、シャーン!」などと書かれても、人によってそのリズムは違うはずです。
しかし、動画ならまさに一目瞭然。「いいリズム」といった抽象的な言葉であっても動画を見れば確実に伝わるはずです。
また、クリエーターの高城剛氏も著書の中でこう述べています。
通信の世界で今後の主役となるのは、映像だ。(中略)
現在、世界のインターネットトラフィックの80%はすでに映像データが占めるほどで、残りがウェブやメールにすぎない。
これが2020年にもなれば、99%が映像になっていることだろう。(中略)
なにより、映像は見れば伝わる。
言語を超える力を持っており、映像情報にかなうものが他には見当たらない。
クリッカブルな映像こそが、あらゆるメディアと表現者の未来となる。
引用:映像がコミュニケーションの主役になる|高城剛と考える21世紀、10の転換点
「スイング巻戻し練習法」を試してみた
自宅で釜揚げうどんを2玉食べた後、腹ごなしに「スイング巻き戻し練習法」をたった今、試してきました。
いやぁ、藤井プロの言う通り、重いサンドウェッジを体幹を使いスイングするため、ジワッと汗が出てきます。
「スイング巻戻し練習法」をトライしてみて感じたことを以下にご報告いたします。
- 左の壁ができヘッドスピードが上がった
- 身体の正面で勝手にフェースターンする
- 体幹を意識することで腕がスムーズに動く
- 飛球線方向に体が絶対に突っ込まない
練習場で一生懸命腰を切り、腕を振っているそこのあなた(以前の僕)、騙されたと思ってこのアイアン練習方法を試してみてください。
確実に、アイアンのヘッドスピードが上がり飛距離がアップすることは確実です。しかも、スイング軌道が修正されスライス矯正にも効果があるはずです。
また、うどん2玉分のカロリーなんてすぐに消費するほどかなりヘビーな練習方法です。マジで。
この記事でロングアイアンの苦手を一発解消。
https://zubagolf.com/iron/long-iron
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、僕も大ファンの藤井誠プロによる、正しいスイング軌道を作るための練習方法をご紹介しました。
確認の意味も込め、体幹と下半身を効果的に使うためのアイアン練習方法、『スイング巻戻し練習法』のコツをまとめておきます。
- 左の足の裏で地面を掴む
- フィニッシュから骨盤を使ってヘッドを戻す
- 体幹を意識し鍛えることでアイアンの飛距離は伸びる
- 正しいスイング軌道が正確なインパクトを作る
[参考文献]
大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法! 角川SSC新書
ゴルフは科学でうまくなる: 理想のスイングがマスターできるイラスト図解版
最後に
58歳を迎えた藤井プロは、2017年度はゴルフの試合出場を目指すと言います。
また、シャフトを活かすためのスイングがやっと分かってきたとも述べています。
僕もこんな素敵な歳の重ね方をしたいものです。てゆうか若過ぎます藤井プロ!
ゴルフはいくつになってもまだまだ楽しめるスポーツ。
藤井プロのレッスン動画とゴルフへの情熱を胸に、僕たちアマチュがゴルファーもゴルフを存分に楽しもうではありませんか!
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