50Xと60S。どちらを選ぶべき?
何となくドライバーのシャフトと言えば60Sなんじゃない?っと考えている人も多いのでは。
しかし近年では「軽硬」ブームにより50Xのシャフトを多く見かける。
自分はヘッドスピードがそこまで速くないから60Sを使う方が良いのかな?
そもそも50Xと60Sってそんなに違いがあるのかな?
こう思っているゴルファーも多いのではないだろうか。
今回はこの疑問について、クラブフィッターたけちゃんが徹底解説をするぞ!!
軽硬ブームの背景
近年、シャフト重量を落としてフレックスを上げる。いわゆる「軽硬」ブーム。
もちろん軽硬シャフトが絶対的に良いという訳ではない。あくまでも「軽硬」が合っている人が一定数いると話だ。
これはヘッド重量が上がってきている理由もある。ヘッド重量が上がっている分、シャフト重量を落とす訳だ。
シャフト重量を軽くするメリット
では、シャフト重量を軽くする事で得られるメリットとは何か。
シャフト重量を軽くする事で「ヘッドスピードが上がる」事がメリットだ。
非常に単純な話であるが、シャフト重量を軽くする事でヘッドスピードが上がるのだ。
これはシャフトを長くする事でも同じ事が言える。
軽くするメリットの重要なポイント
ただし、非常に重要な事がある。
ヘッドスピードが上がらなければ、シャフト重量を軽くする必要はない。
これはシャフトを長くした場合にも言える事だ。
クラブフィッターたけちゃんは、こうも語る。
50Xと60Sで同じヘッドスピードであれば、重い60Sの方が飛距離は出る。
当然ではあるが、同じスピードでボールに衝突するのであれば、重量が重い方がインパクト時の衝撃は大きい。
これはシャフトの長さにも言える。
クラブフィッターたけちゃんは、ヘッドスピードが落ちない範囲で重くて短いシャフトを選ぶ事を勧めている。
・重いシャフト→インパクト時の衝撃が大きい
・短いシャフト→ミート率を上げる
60Sを使っているゴルファーが50Xを試打する際は、このポイントを一つ覚えて頂きたい。
50Xと60Sどちらを選ぶべき?
ドライバー単体で考えるのであれば、ヘッドスピードが落ちないのであれば、重いシャフトを使う事で飛距離アップは望める。
しかし、クラブフィッターたけちゃんは、こう言う。
フィッティングはスコアベースで考えるべき。ドライバーだけが良くなってもNGだ。
50Xにして、ヘッドスピードが上がって飛距離が伸びたとしても、それがスコアアップに繋がらなければフィッティングの意味がないのだ。
仮に50Xのドライバーシャフトにしたとしても、アイアンを含む他のクラブとの重量の流れが非常に重要になる。
繰り返しになるが、あくまでもスコアベースにセッティングを考えた時に、ドライバーだけを考えてゴルフをする訳ではない。
そこでプロであるフィッターによるフィッティングを受ける事は、非常に重要になるのだ。
【動画】50Xと60Sどっちが良い?ヘッドスピードだけで選んではいけない理由
まとめ
いかがだっただろうか。
流行りの軽硬シャフトにもメリットもあれば、デメリットもある。
今回は50Xと60S。どちらを選ぶべきか?というテーマであったが、やはり重要なのはスコアベース。
プロのフィッターのフィッティングを受ける事で、自分では気が付かなかった問題点が明らかになる。
自分にフィッティングは早いよ・・・。恥ずかしいよ・・・。という気持ちも分かるが、フィッティングを受ける事で悩んでいる時間があっという間に解決する。
是非、2022年。まだフィッティングを受けた事の無い方は、フィッティング元年にしませんか?
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