クラブフィッター伝授正しいクラブの選び方
クラブメーカーを統一した方が良いただ一つのメリットとは?
ゴルファーが10人いれば、10通りのクラブセッティングがある。
そこにゴルファーとしてのこだわりが詰まっている。
そこで疑問に思うのはゴルフクラブメーカーは統一した方が良いのかという事だ。
ドライバーはこのメーカーで、アイアンは違うメーカー。ウェッジも違うメーカー。
プロの様に揃えた方が良いのでは。と疑問に思う方も多いだろう。
今回はそんな疑問にクラブフィッターたけちゃんが、ズバババとお答えする!
クラブセッティングに悩んでいる方、必見の内容だ。
トーナメントプロのクラブセッティング事情
プロゴルファーのクラブセッティングを見ると、ドライバーからアイアンまで同じメーカーでビシッと揃っている事が多い。
クラブメーカーと契約しているプロゴルファーは、メーカーとのクラブ契約がある。
例えば、14本中11本は契約しているメーカーのクラブを使って欲しいと言った契約がある。
パターも作っているメーカーであれば、14本すべて同じクラブメーカーで揃えるプロもいる。
プロの様に、すべて統一されたメーカーのセッティングに憧れるアマチュアゴルファーも多いだろう。
クラブ契約をしているプロゴルファーは、契約という背景がある事を改めて覚えて欲しい。
同じメーカーでもブランドチョイスに注意
一つのクラブメーカーのクラブを使うと決めたとしても、メーカー内でブランド展開をしているケースもある。
例えば、シニア向けのブランドのクラブや、ハードヒッター向けのブランドのクラブもある。
シニアゴルファーがハードヒッター向けのブランドを使用しても、自身に合う確率は低いだろう。
もちろんその逆も然りだ。
メーカーを一つに決めてもブランド毎に対象ゴルファーは異なるので、それぞれのブランド特性を意識してクラブ全体の流れを考えてセッティングをするべきだ。
クラブメーカーを統一するメリット
すべてのクラブを同一メーカーのブランドで揃える事で、非常に綺麗な流れのクラブセッティングになる事は事実だ。
同じブランドのクラブであれば特性が似ている事もあり、クラブの重量や傾向が綺麗に揃うというメリットはある。
クラブメーカーを統一する事で受けられるメリットと言える。
しかし、同一メーカーの同一ブランドを使っているからといって、構えた時のフィーリングは大事にするべきだ。
例えば、アイアンと同じブランドのUTを構えた時に、フェースの見え方やアドレスした時に違和感を感じるのであれば、違うメーカーのクラブを選択する事は正しい選択と言える。
クラブフィッターを頼るのもアリ
違うメーカーのクラブを入れるのはNGなのかと言うと、そうではない。
ドライバーはA社。FWはB社など、違うメーカーのクラブを入れる場合は、重量フローがきれいに揃っている事が重要となる。
逆に言えば、しっかり重量フローが綺麗に揃っていれば違うメーカーのクラブを使うのもアリという事だ。
自身で判断するのが不安な場合は、クラブフィッターに遠慮なく相談するべきだ。
忘れてはならない事がある。
いくら同一メーカーで揃えたとしても、シャフトや重量が自分に合っていなければ、自分のポテンシャルを最大限に発揮出来ない。
メーカーを揃えるにせよ、揃えないにせよ、信頼の出来る工房やクラブフィッターにしっかり相談しながら、自分にぴったりと合うクラブを決めて欲しい。
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最高のセッティングとは「自分が満足するセッティング」
14本のクラブを全て同一メーカー・ブランドで揃えたいゴルファーもいるだろう。
クラブフィッターたけちゃんは、その考えには賛同している。
重要なのは、メーカー・ブランドを統一する事に「自分が満足しているか」どうかである。
クラブフィッターたけちゃんは、フィッティングは脳科学の世界まで来ていると言う。
自分が使いたいと思うクラブを使って、納得してプレーする事も非常に大事だ。
覚えておきたい事だが、無理に全てのクラブを同一メーカーに統一する必要はない。
使いたい・カッコイイと思っているメーカーのドライバーがあれば、1本だけ違うメーカーを入れるのも大いにアリ。という事だ。
使いたい・カッコイイと思うクラブが1本なのか14本なのか。それだけの違いなのだ。
アマチュアゴルファーはクラブ契約がない。
すべてのクラブを同一メーカーで揃える事も、ドライバーだけ違うメーカーを使うのも、自分が満足している事が何よりも大事だ。
中にはシャフトをすべて統一して、ヘッドはバラバラというゴルファーもいる。
自分がクラブのどこにこだわりを持つか。それを考え実践する事。
予算内で自分が楽しめる範囲で、自由な考えを持ってセッティングするのも、ゴルフの楽しみではないだろうか。
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【動画】クラブメーカーを統一した方が良いただ一つのメリット
ドライバー、アイアン、FW、UT、ウェッジ、パターまで、メーカーを統一するべき?クラブ選びの一助になれば幸いです。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はクラブメーカーを統一するメリットについて紹介した。
クラブメーカーやブランドを揃える事で、綺麗なセッティングの流れを実現できる事がメリットだ。
しかし、違うメーカーのクラブをセッティングの中に入れる事も何も問題ない。
重要なのは、そのセッティングに自分が満足しているかどうか。つまり自己満足出来るかどうかだ。
このドライバーだけは、このメーカーを使いたいというゴルファーもいるだろう。
その際は、しっかり重量フローが適正かどうか判断する事だ。どうしても不安な方は、フィッターに判断してもらおう。
プレーをする時に、少しでも自分に嘘をつかず、使いたいクラブを納得して使う事でゴルフはもっと楽しくなる。
当記事のライター辻和也氏
ドラマーとしての写真、今までちゃんとした写真がなかったので大満足!
どれも使いたい写真なので悩んでまう!! pic.twitter.com/mCDr36n337— つじ@ズバババ!Drums (@KT_tanuki) June 7, 2020
私は、ドラムメーカーと契約しているプロドラマーです。
クラブ契約をしているプロゴルファーと同じで、同一メーカーの楽器を使っています。
もちろん納得して使用しているので、何も不満はありませんが、自由な発想で自分が使いたいと思うモノを使う事は、ゴルフも楽器も同じで、とても楽しい事だと思いますし、思わぬ化学反応が起きる事もあります。
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