ドライバー飛ばしのコツはこの一冊。「オレって、こんなに飛んだっけ?」
本気でゴルフに取り組むこと約5年。
その間、1万本以上の飛距離アップに関する動画を視聴し、100冊近くのゴルフ本を読んできました。
その結果、僕のドライバーの飛距離は200ヤードから、当たれば250ヤード近くにまで伸びるようになったのです。
今回は、僕のドライバー飛距離アップに最も効果のあった究極の飛ばしの一冊をご紹介します。
そのゴルフ本こそ、武市悦宏プロのオレって、こんなに飛んだっけ? (ゴルフダイジェスト社新書)。
今使っているドライバーが飛ばないからって最新のクラブに買い替えるですって?
ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!
まずは950円足らずのこの一冊に書かれた「ツイスト打法」を試してみてください。
断言します、この一冊にまとめられた「ツイスト打法」を、腹をくくり、そして素直に実践することで、あなたの飛距離は確実に伸びます。
ちなみに、2016年6月に発売されて以来、Amazonでのレビュー数は25件と口コミや評価も上々のゴルフ本です。
また、この本の帯には「この理論は、ゴルフを変える可能性がある」とまで書かれているのです!
繰り返しになりますが、飛距離に悩むゴルファーはぜひとも手にして欲しいゴルフ本なのです。
さあ、飛距離アップのコツを一つひとつ見ていきましょう!
この理論が、ゴルフ史上最高の理論だなんて口が裂けても言えん。でも、ひとつだけ言えるのは、ツイスト打法は、子どもや、おじさんや、おじいちゃんやレディーたち。つまり、ごくごくフツーの、それも力がないアマチュアゴルファーが、もっとも手っ取り早く飛距離アップできる理論だってこと。
引用:ホームレスゴルファー、オーガスタをプレーする|オレって、こんなに飛んだっけ?
「ツイスト打法」で地獄から這い上がった武市プロ
身長166センチで筋トレも一切しないにもかかわらず300ヤードをぶっ飛ばす武市プロ。
「ツイスト打法」を編み出すまでのドライバー飛距離は220ヤードだったといいます。
武市プロの父の経営する会社が倒産し、裕福なお坊ちゃまからいきなりホームレスゴルファーに…。
そんなどん底のゴルフ生活から抜け出すため、努力を惜しまず、文字通り”死に物狂いで生み出した飛距離アップのメソッド”こそ「ツイスト打法」なのです。
まさに、武市悦宏プロは「ツイスト打法」で地獄から這い上がったのです。
生活がかかってる、なんてもんじゃない。
飛距離アップは生きるか死ぬかを決める大問題だったんだ。
引用:はじめに|オレって、こんなに飛んだっけ?
『ゴルフの常識』の逆をやる
今までのゴルフスイングの「逆」をやる打ち方。それこそが「ツイスト打法」なのです。
例えば以下のようなことです。
- 「タメを作る」→「タメは一切不要」
- 「手を返すな」→「手の返しが飛ばしのコツ」
- 「ボディーターンで振る」→「ベタ足で腰を回さない」
「バカげたことを言うな」、「そんなので飛ぶわけねーじゃん」、「でらホラぬかすな、コノ味噌煮込み野郎!」ですって?
まあ、怒らずに聞いてください。
おそらくこの記事をご覧のゴルファーは、ゴルフに対して真摯に取り組み、真面目に練習し、そして様々な飛距離アップに関する情報を探し求めてきたはず…。
しかし、まだまだ理想の飛距離には到達せず、ましてや300ヤード越えなど夢のまた夢なのではないでしょうか。
だからこそ、今までの常識を疑い、今までの真逆の発想で生み出された「ツイスト打法」にチャレンジする価値があるのです。
筋トレ?いらん。ダンプカー一杯分の練習?いりません。
カラダの動きのスピードやパワーを使う打ち方じゃなくて、クラブヘッドに働く遠心力をマックスに活かす打ち方だから、筋力が必要ない。だから、誰だって飛距離アップできる。
引用:はじめに|オレって、こんなに飛んだっけ?
体の回転と逆に腰をまわすから『ツイスト打法』
画像:ツイスト打法のイラスト
ここからは「ツイスト打法」についての全容を詳しく紹介していきます。
ツイスト打法を一言で表現すれば、「体の回転に一瞬ストッパーをかけることで、体の正面で打つ」ためのゴルフスイングのこと。
そのためのキーワードは以下の3つ。
- タメない
- 手を返す
- ベタ足で振る
上述したように、飛距離で悩む多くのゴルファーは「ダウンで右ひじを体にひっつけることでタメを作り、ボディターンで腰を素早く切るように回転させる」と思っているのです。
90%以上のアマチュアゴルファーのスイングは、体ばかり先行し、クラブが体の正面に戻ってくる前にインパクトを迎えてしまっているのです。
また、スライスに悩む方の多くが、フェースをまっすぐ動かそうとしているのが原因で、スライスを嫌がってフェースを開かないようにスイングしていると言います。
つまり、「振り遅れ」によるフェースの開きこそが飛ばない理由なのです。
まずは、「タメる」意識を捨て去り、インパクトの直前で腰をターゲットの逆方向に回すイメージを持つことが最重要なのです。
カラダの回転に対して腰がストッパーになることによって、ヘッドがビューン!って走るからね。
ゴルフスウィングは回転運動。これは間違いない。
でも、回転運動するのはカラダじゃなくてヘッドなんだってことを忘れちゃあかんね。
引用:目的はひとつ。「カラダの正面で打つ」こと|オレって、こんなに飛んだっけ?
『ツイスト打法』を一発で体感できる方法
「インパクトの直前で腰をターゲットの逆方向に回す」といわれてもイメージが湧かないかもしれません。
しかし、ダウンスイングの途中で右足つま先を開くことで誰でもかんたん、そして確実に「ツイスト=ヘッドが勝手に走る感覚」を感じる事が可能です。
ぜひとも一度試していただきたい方法をご紹介します。
- いつものスイングでSWで30ヤード打つ
- 打ち方を変えずインパクト直前に右足のつま先を素早く45度開く
- あら不思議、30ヤード打つつもりが10ヤード伸び40ヤードに!
右足を開くことでゴルフスイングにストッパーをかけ、強制的にツイストが起こせる方法です。
たったこれだけの動きで、飛距離30y→40yにアップする。
つまり、飛距離が約1.3倍になっちゃうわけ。これをドライバーに当てはめてみてよ。
ドライバーのキャリーが220ヤードの人だったら、286ヤード飛ぶ計算になる。
引用:ダウンの途中で右足つま先を開いてツイスト!|オレって、こんなに飛んだっけ?
フェースを返せば飛距離は伸びる!
武市プロ曰く、飛距離が絶対に出ない最悪のスイングは、「真っすぐ飛ばしたいと思うあまり、フェースを返さずにスイングすること。」とのこと。
思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?
実は僕も必至でフェースを返さないよう意識してバックスイングをしていました。これには目から鱗が落ちましたよ。マジで。
積極的にクラブフェースを開き、開いた分だけダウンで閉じる。
この動作で生まれるエネルギーこそが飛距離の源なのです。
とにかく「ゴルフクラブは、フェースを返せばだいたい当たる。」
これをいつでも頭の片隅と言わず、ド真ん中に置いといてください!
引用:ゴルフクラブは、フェースを返せばだいたい当たる!|オレって、こんなに飛んだっけ?
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ゴルフスイングは「右折」であげて「左折」でおろす
フェースを返す動作が飛距離アップのエネルギーになることがお分かりいただけたはずです。
それではここでフェースの正しい返し方をご紹介します。
意識することはたったの2つだけ。
- 右折の動きで素早くバックスイング(ハンドルを右に切る動き)
- 左折の動きでダウンスイング
手首だけでフェースを開くのではなく、クラブを車のハンドルだと思って、右折の動きをすることで、腕の付け根から動かされ、自然にフェースが開くのです。
また、実際にやってみればわかるのですが、右折の動きをするだけでクラブヘッドも腕も高い位置に上がり、体もつられてターンするのです。
つまり、「体重移動する」のではなく、「勝手に体重移動する」スイングこそ、飛距離アップのための正しいスイングなのです。
「ツイスト打法」のスイングはとってもシンプル。
「バックスイングで右にハンドルを切り、ダウンでは左にハンドルを切る。」
たったのこれだけ、ザッツオール!
これが『飛ばし』の腕の使い方
少しイメージしてみてください。
両手で持ったボールを、出来るだけ遠くに投げるためにはどのような腕の動きが必要なのでしょうか?
実は、この「両手で持ったボールを遠くに投げる」動作こそ、ゴルフの飛距離アップに通じる体と腕の使い方なのです。
今回は、ボールではなく、柑橘類最大の果物『晩白柚』(ばんぺいゆ)がリビングの片隅に転がっていたのでそちらを利用しました。
画像1:「フェースを返さない腕の使い方」ではボールは遠くに飛ばない
画像2:「”右折”の要領」で腕を使えばボールを遠くに投げることができる
画像2の動きで投げた柑橘類最大の果物『晩白柚』(ばんぺいゆ)の方が、キャリーも伸び、ドロー回転によって床に着地後もコロコロと転がっていきました。
また、余談になりますが、「食べ物を粗末にするな」と、人類史上最強の生物『嫁』(よめ)にグーパンチを食らったこともご紹介しておきます。
あと、2017年冬のトレンド「白シャツとジャージのコーデ」を取り入れてみました。
ジャージをストマックの位置付近まで上げているところもポイント高いでしょ?
フィンガーグリップで手首のスナップを使う
画像:ゴルフ人生が変わるグリップレッスン
「ツイスト打法」のためのグリップは、指と指の付け根でグリップする、フィンガーグリップがマスト。
手のひら全体で”ギュッ”と握るのではなく、指先で引っかけるように優しくグリップすることで、手首のスナップが使えるようになります。
この手の使い方は野球や投げ釣りで遠投する際も同じですね。
3割のチカラでグリップせよ
ゆるゆるに握れ、力を入れ過ぎるな、クラブがすっぽ抜けない力でグリップせよ…。
グリップを握る表現にはさまざまありますが、いったいどのくらいやわらかく握ればいいのでしょうか?
その答えは「10を最大とすると3のイメージで握る」ことが正解なのです。
思った以上に力を入れずに握るのですね。
最初は、握力の全力を10としたら、半分の5ぐらいでも構いません。
それでは今までと変わらない、という感覚であれば3くらいでもOKです。
引用:ゴルフ人生が変わるグリップレッスン|松吉 信 (著)
ベタ足こそ飛ばしのエンジン
画像:ベタ足のイメージ
知っていても意外と出来ていないゴルファーが多いのがこのベタ足。
インパクトまで右足のベタ足をキープすることで、自分の体重を飛ばすためのパワーに変換することが可能になるのです。
ダウンスイングで右足のかかとが浮いてしまうと、体が右に傾き、いわゆる「あおり打ち」や「ダフリ」の原因になってしまいます。
かかとを浮かせずに、地面をしっかりとつかんだそのほうがしっかりと壁を押せる、つまりエネルギーを出せるんだ。
引用:インパクトまでベタ足キープ!|オレって、こんなに飛んだっけ?
体幹を意識すればスイング軸が安定する
以前の記事、体幹と下半身でアイアンは必ず飛ぶ!藤井プロの巻戻し練習法がスゴイでもご紹介しましたが、アドレスだけではなくスイング中も体幹に意識を集中し力を入れることで、飛距離は確実にアップします。
腕力で飛ばそうとするのは大間違い!
腹筋や背筋などの大きな筋肉を使う事でスイング軸も安定するのです。
試してみたい飛ばしのテクニック
画像:「オレって、こんなに飛んだっけ?」より
雑巾王子こと武市プロの著書「オレって、こんなに飛んだっけ? 」には、今まで紹介してきた「ツイスト打法」の基礎以外にも、おもしろい(?)飛ばしのテクニックが紹介されている。
- インパクトは「イカ」のイメージ
- 「竹ぼうき」はツイストにもっとも適した練習器具
- 叫びながら打てば驚くほど飛ぶ
詳しくは本書で確認してください。
30分程度で読むことができ、分かりやすい写真やイラストが満載のこの一冊が、あなたのゴルフ人生と飛距離を変えることは間違いありません。
(飛距離アップの)やり方全部書いたんで、あとは腹をくくれるか、否か。せっかく「今よりもっと飛ばしたい!」と思ってこの本を手に取ってくれたんだから、腹をくくってためしてみてよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、僕の飛距離の救世主、武市悦宏プロの「ツイスト打法」をご紹介しました。
ここで「ツイスト打法」飛ばしのコツをまとめておきます。
- ツイスト打法はもっとも手っ取り早く飛距離アップできる理論
- 体の回転と逆に腰をまわすからツイスト打法
- フェースを返せば飛距離は伸びる
- バックスイングは「右折」ダウンは「左折」
- フィンガーグリップでスナップを使う
- インパクトまでベタ足キープ
- 体幹で飛ばせ
最後に
武市悦宏プロのツイスト打法についてはこちらの記事もおすすめです。
ホリエモンも大絶賛!ドライバーの傘を使った練習法
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アイアンもツイスト打法で飛距離アップ
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