競技ゴルフの頂点へ。GOGUEが飛ぶ3つの理由とは
多くのドラコン選手や、高反発クラブ・ボールを多数リリースしている事で知れている「ワークスゴルフ」
地クラブメーカーの中でも、圧倒的な飛距離を誇る”ゲキトビ”メーカーだ。
そんなワークスゴルフから2021年5月に新作ドライバーとなる「GOGUE(ゴーグ)」がリリース予定だ。
※¥88,000(税込)
飛距離に強いワークスゴルフのドライバーなので当然ながら飛距離に注目したい。
しかし、今作のGOGUEは「競技ゴルフの頂点へ」がキャッチコピーである。
一体、競技ゴルフの頂点とは、なにをもってそういうのか。
その疑問に我らがクラブフィッターたけちゃんが実際に試打を行い、その疑問に答える。
更なる高み、向上心を持つゴルファーは最後まで最後まで読んで頂きたい。
GOGUEの試打
今回の試打では、USTmamiyaのATTAS DAAASの6Sを使用して試打を行う。
GOGUEはヘッド単体での販売である。いわゆる純正シャフトとのセット販売はない。
実際にGOGUEを購入する際は、取り扱い店などでフィッティングを行い、自分に最適なシャフトを選ぶ事が当然ながら前提だ。
試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんだ。
GOGUE試打データを公開
それではまずはGOGUEを3球打ったデータを公開する。
測定データはGC2を使用したデータとなる。
まず言える事だが、スピン量が多い試打者のたけちゃんではあるが、1球・3球目はいつもに比べてスピン量が少ない。
キャリーの数値もたけちゃん自身、満足する結果となった。さすが”ゲキトビ”のメーカーである。
数値上のデータだけでなく、球筋も重要である。
フェードヒッターであるたけちゃんだが、3球とも綺麗なフェードボールとなった。
いくら距離が出るからといって、逆球(ここではドローボール)が出てしまう様では、ラウンド。ましては競技ゴルフなどのシビアな場面では使い難い。
そして注目して頂きたいのが2球目である。
完全にヒールに当たってしまったので、スピン量は増えてはいるが、極端にキャリー・総飛距離が落ちていない事に注目して頂きたい。
一撃の飛距離も大事ではあるが、GOGUEはミスヒットに寛容性があるな。
ここからGOGUEが「競技ゴルフの頂点へ」と謳っている”ワケ”について、クラブフィッターたけちゃんに解説してもらうぞ。
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【深掘り!】GOGUEの特徴をクラブフィッターたけちゃんが解説!
ワークスゴルフはドラコン選手が多数愛用している事から”飛距離に特化したメーカー”。
もちろん、GOGUEも飛距離に特化したヘッドだ。
「飛距離に特化」はGOGUEのみならず、どのメーカーも飛びに心血を注いでいる事は、周知の事実である。
GOGUEが飛びに特化しつつも「競技ゴルフの頂点へ」をキャッチコピーにしている理由について深掘りする。
キーワードは【直進性】【操作性】【安定性】だ!
直進性を向上させる溝の効果
GOGUEのソール、フェース寄りに溝(スリット)が設計されている。
この溝がある事により、打ち上げ角・フェースの反発性能を向上させている。
飛距離の三要素は、スピン量・初速、そして打ち上げ角だ。
GOGUEのロフト角は10°を使用して試打を行なったが、試打データから見ても十分な打ち上げ角度が確保されている。
試打をした弾道を見ても、打ち出してから球が上がった。これは間違いなく溝の効果であるな。
可変ウェイトで操作性をアップ!
GOGUEは可変ウェイト(いわゆるカチャカチャ)を採用している。
近年のドライバーの多くに採用されている可変ウェイトがGOGUEにも採用され、打ちたい球筋をサポートする。
可変ウェイトを採用する事で、ゴルファーが打ちたい球筋を作りあげ、操作性を向上させている。
高慣性モーメントで、芯が広い!
最後は安定性だ。
慣性モーメントが大きく芯が広いのがGOGUEの特徴である。
実際に試打をした際、明らかに打点がヒールであったにも関わらず飛距離が大きく落ちていない事が分かる。
操作性の部分は可変ウェイトに依る所が大きい。
高価はヘッドではあるが、直進性・安定性に関しては十分に¥88,000の性能は確保されている。
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構えた時のフェースの見え方
人間がクラブを使う訳であり、そこには感性が必ず働く。
数値以上に非常に重要な要素として、「構えた時のフェースの見え方」が挙げられる。
外ブラ。いわゆる海外メーカーのドライバーは近年、フェースが開いて見える傾向が強い。
対してGOGUEはオーソドックスな顔立ちをしており、国内メーカーらしいつくりになっている。
特にたけちゃんの様なフェードヒッターは安心して構えられるフェースになっている。
性能にどうしても目がいくが、クラブは人間が使うものであり、そこには感性が働く。
競技ゴルフという肉体的にも精神的にもタフな現場では、”信頼”という性能がある。
それは単純であればあるほど効果は大きい。
フィッティングを是非受けて頂き、GOGUEの飛距離性能、安定性、操作性を体感しつつ、構えた時のフィーリングも確かめて頂きたい。
【Q&A】クラブフィッターたけちゃんに聞く!
クラブフィッターたけちゃんにGOGUEについてズバババ!っと聞いてみたぞ!
試すべきゴルファーについても教えてもらったぞ!
どのようなゴルファーにオススメ?
今回はGOGUEを特集した訳だけど、どんなゴルファーにGOGUEをオススメする?
やはり競技ゴルファーの方にはオススメだな。金額も金額だし、向上心があるゴルファーにオススメだ。
推奨ヘッドスピードってどれくらいっちゃ?
そうだな、45M/Sは欲しい所だ。あとな、ヘッド重量が約196gなんだが、シャフトは45.5〜45.75インチ辺りで作りたいな。
クラブフィッター的に言うと短いシャフトが好きっという人は向かないな。
性能はピカイチだし、他の人があまり使っていないって所でも、GOGUEを使いたい!って人は試してほしいよね。
正直高い。その性能は十分にあるから、やはり競技ゴルファーや向上心のある人には検討してもらいたい。
そして、ご用命はゴルフショップイシイまでお願いしたいな。うん。ここはフォントを赤にしてほしい。
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GOGUEの値段のナゾ?!
たけちゃんや。ウワサで聞いたんだけど、実はGOGUEって88万円もするって聞いたんだけど?
そんなウワサどこで聞いたんだ・・・?なぜ知っているんだ・・・(すっとぼけ)
その真相は是非Youtube版ズバババ!ゴルフを見てほしい!
是非動画もご覧ください!たけちゃん、今回もサンキュー!
【動画】ワークスゴルフGOGUE試打検証!88万円のドライバーに一同驚愕!?
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はワークスゴルフのGOGUEを紹介、そして試打検証を行なった。
「競技ゴルフの頂点へ」というキャッチコピーは、純粋にドライバーとしての機能を高めた自信の表れである。
GOGUEは【直進性】【操作性】【安定性】の3つの要素を高めている。
ワークスゴルフは飛距離に特化したクラブ作りに定評があるが、GOGUEも飛距離性能は高い。
飛距離性能にプラスして、競技ゴルフというシビアの場面でゴルファーの力になるドライバーヘッドだ。
決して安い買い物ではない。しかし、その性能はクラブフィッターたけちゃんも認めるところだ。
更なる高みを目指したいゴルファーは要チェックなヘッドだ。
この記事が、貴殿のさらなる飛躍のキッカケになることを願い、筆を置く。
当記事のライター辻和也氏
ズバババゴルフ専属ゴルフライターのプロドラマーつじです。
今回は少しだけプロドラマーっぽいことを書きたいと思います。
プロドラマーとして活動していく中で、「テスト試打」というものがあります。
販売する前に、新製品や試作品を実際に叩いてみて、改善点をメーカーに提案する仕事です。
工場やショールームで叩いて判断することもあれば、レッスンやライブなどでそこそこの期間テストする事もあります。
「うわ!プロっぽいことやってるよー!俺!」
最初はこんな事を思ったりするのですが、これがなかなか責任重大です。
今回のGOGUEの記事を作成するにあたり、シビアな環境という事で「テスト試打」をふと思い出しました。
ライブ中、ミスショット(ドラムでもミスショットなんて言ったりします)する事も多々あります。
そんな時に、その楽器にどれだけ信頼が出来るかどうか。
ここがポイントになります。それが製品となって多くのドラマーの方の手に渡る訳ですからね。
ちょっと今回は真面目な話をしましたが、たまにはドラマー界のウラの話?!
なんかも書こうかなっと思っています!
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