逆輸入シャフト3本試打比較!
ゴルフ中継を見ていると、どうしてもプロが使っているギアに目が行く。
そんなゴルファーは多いだろう!
近年はシャフトへの注目も高まっている中、
「逆輸入シャフト」への注目は沸騰ワードと言える。
そこで今回は話題の逆輸入シャフト3本を試打比較するぞ!
どんなシャフトの特徴があるのか、そしてどのシャフトを使うべきか。
クラブフィッターたけちゃんが徹底解説するぞ。
ドライバーのシャフト選びに悩んでいるゴルファーは必見の内容だ!
比較する逆輸入シャフト3本
クラブフィッターたけちゃんが厳選した3本だ!
・TENSEI PRO Blue 1K
・VENTUS TR BLUE
・LIN-Q BLUE EX
今回はこの3本の逆輸入シャフトを試打比較する。
さらに、貴重な振動数データも公開するぞ!
※すべてのシャフトは60Sでの振動数計測、試打を行う。
振動数データ
TENSEI PRO Blue 1K | VENTUS TR BLUE | LIN-Q BLUE EX | |
---|---|---|---|
振動数 | 261CPM | 267CPM | 267CPM |
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
逆輸入シャフトの振動数は高め
すべてのシャフトが260CPMを超える振動数データとなった。
国内モデルのカスタムシャフトが250CPM後半が多いので、
逆輸入シャフトの振動数が硬めなのが、数値からも良く分かる。
しかしクラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
3本とも振動数データは高いが、
TENSEI PRO Blue1Kは国内カスタムシャフトに近い振動数だ。
もちろんTENSEI PRO Blue1Kが軟らかいシャフトという訳ではない。
それでは逆輸入シャフト3本のそれぞれの特徴を紹介しよう。
TENSEI PRO Blue 1K
簡単ではあるが、TENSEI PRO Blue1Kの特徴を紹介する。
クラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
TENSEI PRO Blue1Kは、まさに中調子のシャフトだ。
Diamana TBに似ていると言えるだろう。
ただ、Diamana TBに比べると先端剛性は硬い。
つかまりが特別に良いというわけではない。
それ故にTBではつかまり過ぎると感じるゴルファーは試してほしい。
先端剛性は高いが、クセのない中調子のTENSEI PRO Blue1K。
非常に扱いやすいと、クラブフィッターたけちゃんも太鼓判を押す。
しかし、当然ながら「誰でも使えるシャフト」という訳ではない。
扱いやすいが、そこはTENSEIだ。
ヘッドスピードは44m/sは欲しいところだ。
ただ、今までのTENSEIシリーズの中では多くのゴルファーが試しやすいだろう。
クラブフィッターたけちゃんが言う様に、今までのTENSEIシリーズは「重い・硬い」シャフトであった。
他のカスタムシャフトの60Sに比べると硬い傾向ではあるが、それでも試すべきハードルは低くなったと言える。
「TENSEIはハード過ぎて使えないよ・・・」
そう思うゴルファーは是非一度試してみてほしい!
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VENTUS TR BLUE
続いて簡単ではあるが、VENTUS TR BLUEの特徴を紹介する。
ベンタスTRブルーは、ベンタスブルーに比べてシャフト中間部を硬めたシャフトだ。
多くのプロゴルファーも使うベンタスブルーではあるが、ブルーに関しては中間部が、しなり過ぎるのでは?という声もあった。
事実、クラブフィッターたけちゃんの豊富なフィッティングの経験上、ヘッドスピードが46m/sを超えるゴルファーの場合、ブルーよりもブラックがフィットするケースも多くあった。
ただし、振り心地に関してはブラックよりもブルーが良いというゴルファーも多かった。
ベンタスTRブルーでは、中間部を硬くすることで、ベンタスブルーとの差別化に成功している。
つまりベンタスTRブルーが、ベンタスブルーの振り心地はそのままに、ベンタスブラックに近い振動数を確保したシャフトなのだ。
ベンタスTRブルーは、ベンタスブルーの振り心地の良さ+ベンタスブラックの安定感。
つまり、いい所を組み合わせたシャフトだ。
ただ、間違いなくハードヒッター向けのシャフトと言えるぞ。
クラブフィッターたけちゃんは、ベンタスTRブルー6Sを試打するには、HS45m/s以上ないと厳しいという。
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LIN-Q BLUE EX
LIN-Q BLUE EXは、2023年10月6日に発売された。
他の2本と比べるとまだ国内での試打データは少ないが、
クラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
VENTUS TR BLUE同様に「中元調子」だ。
ATTASシリーズに比べると「しっかり目」なので、
スペック選定は注意が必要だ。
VENTUS TR BLUEと同じ「中元調子」ではあるが、しなり方に違いがある。
LIN-Qは中元調子ではあるが、手元がしなる感じはあまりない。
バッグスイングの切り返しから強く振りたい人は、
LIN-Qの方が好むかもしれない。
試打データ比較
お待たせしました!
ここからは逆輸入シャフト3本の試打データをご覧頂こう。
試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんだ!
飛距離の差はあまりないが、クラブフィッターたけちゃんは以下の様に語る。
自分くらいのヘッドスピード(43〜45m/s)では、
TENSEI PRO BLUE1Kが一番無理なく扱えたな。
逆輸入シャフトは振動数的にも、硬めのシャフトだ。
スペック選定が非常に重要なポイントとなる。
クラブフィッターが教える!対象ヘッドスピード
しかし適正なスペックを選定する事が、シャフト選ぶでは重要だ。
それぞれのシャフトを試すヘッドスピードの目安を、クラブフィッターたけちゃんに聞いてみた。
TENSEI PRO Blue1Kは43m/sでも扱えると思う。
VENTUS TR BLUEとLIN-Qは46m/s以上は必要だな!
クラブフィッターが教える!最適な逆輸入シャフトの選び方
ハードなシャフトである逆輸入シャフトであるが、
適正なスペックを選ぶ事が出来れば、積極的に使いたいシャフトである。
振動数データから試すべきヘッドスピードの目安を紹介したが、
重量も重要な要素だ。
VENTUS TR BLUEとLIN-Qであれば、
いつもより軽めの重量帯も視野に入れるべきだ!
フィッティングを受けることが重要な理由
ここまで逆輸入シャフトは非常にハードなシャフトとお伝えしてきた。
ネガティブなイメージを受けたかもしれないが、そうではない。
適正なスペックを選ぶ事で、貴殿にしっかり合うシャフトに出会えるのだ。
今回紹介した逆輸入シャフト3本は60Sでの振動数、試打データである。
クラブフィッターたけちゃんも言うが、重量を落とす事で適正スペックになる可能性は大いにある。
まずはフィッティングを受けることが、貴殿が最高の1本に出会う近道であるのだ。
【動画】ベンタス・テンセイ・LIN-Qを徹底比較!あなたが使うドライバーシャフトはこれだ!
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は逆輸入シャフト3本を紹介した。
海外向けのシャフトが国内で販売されるので、やはりハードなスペックになってしまう。
しかし繰り返しになるが、適正なスペックを選ぶ事で逆輸入シャフトであっても、
貴殿に最適な1本は必ずあるのだ!
海外のスタープレイヤーや、憧れのプロが使うシャフト。
それに憧れを持ち、同じシャフトを使いたいのは「ゴルフの楽しみ」だ。
フィッティングを受けて、貴殿に最適なスペックをフィッターと共に選んでいただきたい。
この記事がドライバーシャフト選びの助けになることを祈って・・・。
本記事のライター
今回は逆輸入シャフトがテーマであったが、海外に行ってみたいものです。
たけ氏「そういえば、ズバゴルは海外行った事あるの?」
ズバゴル「あるけど?オーストラリアと北京」
たけ氏「行ってみたい所ないの?」
ズバゴル「あこがれのハワイ航路〜♪」
たけ氏「なにそれ」
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