夏こそCPXグリップを使うべき理由
暑い夏がやってきた!!
夏のラウンドでは熱中症に気をつけたいが、ゴルファーを悩ませる問題は「グリップ」だろう。
全身から汗が噴き出すが、特に気になるのは「手汗」
ドライバーショットもそうだが、アイアン、アプローチ。
すべてのショットに置いて手汗がミスに繋がるのだ。(ミスは手汗のせいだよね?ね?)
今回はゴルフプライドから新たにリリースされた「CPX」をクラブフィッターたけちゃんが徹底解説。
この「CPX」はゴルフプライド史上「最柔」らしいが、どうやら汗や水にも強いらしい。
一体どんなグリップなのか。
手汗に悩んでいるゴルファー、ラウンドに行くと雨ばかりのゴルファーは必見だ!
ラインナップと重量
ゴルフグリップの超メジャーブランドである「ゴルフプライド」から、新たなグリップ「CPX」がリリースされた。
このCPXは4モデルあり、それぞれの重量は以下の通りだ。
・スタンダード(51g)
・アンダー(45g)
・ミッド(65g)
・ジャンボ(82g)
今回は比較対象として、同じくゴルフプライドの「CP2 Wrap」との比較を行う。
CP2 Wrapも非常に柔らかいフィーリングのグリップだ。
・CP2 Wrapスタンダード(50g)
今回のCPXはCP2の後継モデルと言われている。
CP2は非常に柔らかいフィーリングのグリップであったが、その分「汗・水」には弱いモデルだ。
今回のCPXは一体どれほど「汗・水」に強いのか、次に試打比較を行う。
試打比較
実際にCPXとCP2 Wrapを、すべて同じスペックのアイアンに装着して試打を行う。
普通の状態と、水にグリップを漬けて疑似的に「汗・水」の状況での試打を行う。
なお、今回はより「汗・水」の状況を想定して、グローブは未装着だ。
試打を行うのはクラブフィッターたけちゃんだ。
圧倒的に「汗・水」に強いCPX
普通の状態と濡れた状態では、まずヘッドスピードが異なる。
これはクラブフィッターたけちゃん曰く、濡れていると無意識にしっかり握り、それにより余計な力みが入り、ヘッドスピードは上がっている。
数値だけを見ると大きな差は無いと感じるが、こちらの弾道を見て頂きたい。
【CP2 Wrap】
青の線がCP2 Wrpaの弾道であるが、打ち出しから右方向で、さらに右に曲がっていく結果ととなった。
試打を行うクラブフィッターたけちゃんはフェードヒッターであるが、これはさすがに、コースでは厳しい球筋と言える。
【CPX】
対してCPXは、打ち出しもほぼ真っ直ぐで、緩やかに右に曲がる綺麗なフェードボールになっている。
クラブフィッターたけちゃんは、CPXの滑らない力を実感したという。
試打を行った時は、ここまで「CPX」が滑らないとは思わなかったので、滑らない様に強く握って力みがあった。
しかし、滑らないという実感。そしてなにより弾道データを知ったら、余計な力みは入らないだろうと力説する。
極端ではあるが、クラブフィッターたけちゃんはCPXは、水に濡らしてから打ってもいいのでは?とも言う。
それほどまでに、CPXは「汗・水」に強いという事だ!
CPXの特長
CPXが「汗・水」に強い事は試打データを見て、分かって頂けたと思う。
その強さの秘密は、この独特の形状にある。
2パターンのテクスチャーを採用する事で、グリップ力を強化。そして水分を排出する機能を有する。
これが、CPXが「汗・水」に強い理由である。
CPXはバッグラインは無いモデルになっている。
左へのミスが多い人にもおすすめ
CPXは、テーパーレス設計になっており、余計な力みを軽減する効果も期待できる。
クラブフィッターたけちゃんは、左へのミスが多い人にもおすすめだと言う。
強く握り過ぎてしまうハードヒッターには、ミッドサイズ・ジャンボサイズ。
力に自信がない女性やシニアゴルファーには、アンダーサイズがおすすめだ。
グリップ交換のタイミング
この記事を読んでいるゴルファーの皆様。
いつグリップを交換しましたか?もう覚えてないくらい昔。と言う方は、グリップ交換をおすすめする。
クラブフィッターたけちゃんは、こう語る。
使わなくてもグリップは2年に1回は交換して欲しい。
グリップはタイヤと同じで硬化してしまう。練習していなくても、2年に1回は交換して欲しい。
ズバゴルみたいに、ずーっと交換しないとかあり得ないからな。
うっ・・・交換するもん。
【おすすめゴルフグリップ】汗にも雨にも強いゴルフプライドCPX|驚異のグリップ力とソフトなフィーリング
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はゴルフプライドから新たにリリースされた「CPX」を、クラブフィッターたけちゃん協力のもと、試打を行った。
特にこれからの季節。手汗に悩むゴルファーは多いだろう。
「汗・水」に強いグリップである「CPX」は間違いなく、そんな悩みを抱えるゴルファーの大きな力になる。
柔らかいフィーリングのグリップが好き。だけど、滑るのは嫌。そう思うゴルファーは多いだろう。
そんなゴルファーには絶対的に試してほしいグリップだ。
この記事がグリップ選びに悩んでいる人に届く事を祈り、筆を置く。
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