おんぼろゴルフシューズ復活大作戦
近年の夏の暑さはやばいですね。
ゴルフの練習に行っても、準備運動だけで汗だく濡れ濡れ状態です。
ゴルフウェアと己のボディは簡単に洗うことができますが、汗をたっぷり吸いこんだゴルフシューズはそういうわけにはいきませんよね。
まぁ、替えのゴルシューズが何足もあればいいのですが、お金が持ちません。いや、お金がありません。
ということで、今回は、「さすがにこのシューズはもう履けないだろ」というほど、古くてぼろいゴルフシューズの再生方を紹介します。
また、スパイクの交換方法や、ゴルフシューズの洗い方やが分からないゴルファーにお役に立てるはずです。
特に、「助けて!ゴルフスパイクが硬くて外れないの」という方は今すぐチェックです。
古いゴルフシューズは絶対に捨てないでください!
なぜならば、当記事を参考に1時間程度作業をすれば、練習用シューズとしてまだまだ復活するのですから。
古いゴルフシューズ再生のための準備物
ゴルフシューズ再生に必要な物は以下の通りです。
- 交換用スパイク(鋲)
- ソフトスパイク交換レンチ
- 亀の子たわし
- メラミンスポンジ
- 洗濯洗剤
- 接着剤(必要な場合のみ)
ちなみに、再生したゴルフシューズは半日から1日程度天日干しするので、天気のいい日に作業することをおすすめします。
ゴルフシューズの鋲交換の作業項目
画像:再生作業のイメージ
下記が作業の大まかな項目は以下の通りです。
- ゴルフシューズに合ったスパイクの購入
- スパイクの取り外し
- シューズをばらす
- 洗う
- 脱水
- 乾燥
- 新しいスパイクの取付
- リペア
- 完成
1.ゴルフシューズスパイク鋲(びょう)の購入
画像:今回購入したスパイクの鋲
画像:間違って購入したスパイクの鋲
画像:間違って購入しそうになったスパイクの鋲
さてさて、作業を始めていきましょう!
まずは、お持ちのゴルフシューズにあったスパイクの購入です。
実は、ゴルフのスパイク(鋲)にはいくつもの種類があるのをご存知でしょうか?
僕自身、スパイクの形状にいくつかの種類があるのは知っていましたが、取付部分に3つもの異なった形状があることを知りませんでした。
そのおかげで、2度もゴルフショップに足を運ぶ羽目になりましたもん。ホントに無知は愚かですね。トホホ&オヨヨ。
スパイクの鋲を購入する際は、鋲の取付箇所の形状を確認しておきましょう。
ゴルフショップで購入する際は、現在使用しているスパイクを1つ取外して持って行けば間違うことはありません。
繰り返しになりますが、スパイク交換の際は、現在使用しているゴルフシューズにあった鋲(びょう)を購入しましょう。
2.スパイクの鋲(びょう)を取り外す
スパイクを取り外すためには、ゴルフシューズ購入時に同梱されている専用のレンチが必要です。
「えっ?そんなもんどこにあるか分からんわ。つーか、捨てたわ!」ですって?
何を隠そう、僕も専用レンチを無くした派の人間です。
そんな無くした派の方は、400円程度で購入できますのでご安心ください。
また、このレンチにもゴルフメーカーによって違いがありますので注意が必要です。
スパイク(鋲)が外せない場合はラジオペンチ(プライヤー)を使う
長年スパイクを取り外していない場合、鋲とシューズの間に砂や小石や芝が詰まり、交換用レンチでは取り外せない場合があります。
そんな時は「ラジオペンチ」を使用することで、スパイクを取り外すことが可能です。
ただし、かなりの腕力が必要となりますし、手に血豆が2個できるほど苦労しますよ。マジで。
また、一般的にはアディダスのシューズは取外しに苦労するといわれています。
スパイクが外せない場合の3つの対策
画像:取り外したスパイク、えっ、これがスパイク?
今回、スパイクの取り外しに相当苦労したので、スパイクが外れない際の対策を3つ共有しておきます。
レンチを無くした派とスパイク外れない派のゴルファーのお役に立てば幸いです。
- 専用レンチではなくラジオペンチを使う
- 取り外す前にシューズ(鋲の中心)をハンマーで叩く(砂、小石の除去)
- スパイクを付けた状態で亀の子たわしで掃除する
こんなことにならないためにも、特に雨のラウンド後など、年に数回はスパイクを取り外して掃除しておくことをおすすめします。
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3.インソール、靴紐を外す
縄文土器の破片のようなスパイクが無事外れたら、靴紐とインソールを外します。
10年以上一度も洗濯していないインソールからは、ミドリガメの腐敗臭がしていましたが、何とか無事、取り外すことができました。
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4.亀の子たわしでゴシゴシ洗う
洗濯用洗剤をたっぷり水に入れたバケツが準備できたら、亀の子たわしでゴシゴシ、ガシガシ洗います。
ミドリガメの腐敗臭付きインソールもギンギンに洗います。
腐った白ミミズのような靴紐もドンドン洗いましょう。
細部の汚れは、準備したメラミンスポンジでこすれば、驚くほどピカピカに仕上がります。
ここでの注意点はただ一つ。
それは、洗剤をしっかりと洗い流すこと。
洗剤が残った状態で乾燥すると、確実に黄ばみの原因につながりますので、水でしっかりと洗剤を洗い流しましょう。
衝撃!これがゴルシューズ10年分の汚れだ。成分比率は汗8、体汁1、悔し涙1。
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5.洗濯機で脱水
次は、洗濯機を使用した脱水作業です。(脱水時間は10分程度)
上記の写真のように、靴の口を外側に向けておくことで、素早く効率よく脱水できます。
6.天日干し
脱水後、ピカピカになったゴルフシューズを半日から1日天日干しします。
作業効率を考えると、新しいスパイクを取り付けた後がいいかもですね。
7.新しいスパイク(鋲)を取り付ける
いよいよ作業のクライマックス、新しいスパイクの取付作業です。
取付作業は本当に簡単で、あっという間に終了しました。
「カチッ、カチッ」という小気味いい音、この作業が一番快感でしたね。
同じスパイクとは思えませんね…。
新しいスパイクを装着することでグリップ力が高まり距離と方向性が向上することは約束されたようなものです。
8.補修
まあ、ここまで補修が必要なゴルフシューズは珍しいと思いますが、靴が分離した場合は、両面テープと接着剤で補修を施します。
逆の見方をすれば、どんなにボロボロになった靴でも、正しい補修をすることで、まだまだ現役で履き続けることが可能になるのです。
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9.完成
作業時間は約1時間(天日干しは除く)。
あんなにボロボロで、汚かったゴルフシューズがここまでピカピカになりました!
下の清掃前の画像と比較すれば一目瞭然です。
画像:洗濯前のボロボロのシューズ
が、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
画像:洗濯しピカピカになったゴルフシューズ
画像:メラミンスポンジで真っ白
画像:スパイクも新ピカに交換
画像:靴紐も真っ白
今回の作業にかかった費用
今回、ゴルフシューズの再生にかかった費用は以下の通りです。
- スパイク(鋲)×14個=2,338円
- スパイク交換レンチ 400円
- 亀の子たわし 500円
- メラミンスポンジ 150円
- 接着剤 350円
- 超強力両面テープ 1,800円
- ゴルフショップまでのガソリン代(2往復分)120円
合計5,658円(税込)※交換レンチ、接着剤、両面テープ、ガソリン代が不要な場合は2,988円。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
あんなにボロボロだった(実は捨てる予定だった)ゴルフシューズが、ここまでピカピカになるとは思っていませんでした。
ゴルフの練習の際は、このシューズで十分ですね。
もし、あなたのイナバ物置の中に、使っていない古いゴルフシューズが眠っている場合は、当記事を参考にしてぜひとも復活させてあげてください。
ご自身で使用しなくても、メルカリやヤフオクで、案外高値で売れるかもしれませんよ。
今回のおんぼろシューズ復活作業を以下にまとめておきます。
- 自分のシューズに合ったスパイク(鋲)を購入しよう
- 年に数回はスパイクを外して掃除しよう
- シューズを洗う際は洗剤をよく落とそう
- スパイク交換でグリップ力が大幅にアップする
- あまりにすり減ったスパイクをショップに持っていくのは恥ずかしい
画像:実際にゴルフショップに持って行った縄文土器の一部スパイク
「スパイク交換もゴルフシューズ洗うの面倒くさい」って方は、下記の記事で4,000円台で購入できる激安ゴルフシューズをお買い求めください。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回も、僕の体験をもとに、ゴルフシューズの再生方法とスパイクの交換方法をお伝えしてきました。
当記事を執筆するにあたり、親愛なるビッグボスにご教示いただきました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
あまりにもすり減ったスパイクに衝撃を受けた方は「シェア」「いいね」をお願いします!(笑)
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