ユーティリティシャフトを徹底試打!
今回は2021年に試して欲しいユーティリティシャフトを4本紹介!
この4本はクラブフィッターたけちゃんが厳選した大手シャフトメーカー4社のユーティリティシャフトだ。
ドライバーやアイアンに比べると、イマイチ注目度が低いのがユーティリティシャフト。
ユーティリティは距離を稼ぐだけでなく、グリーンも狙う万能なクラブだ。
それだけにユーティリティシャフトの選定はスコアアップに確実に直結する。
今回は実際に4本のユーティリティシャフトを試打し、その試打結果と特徴を解説するぞ。
貴方に合うユーティリティシャフトが必ず見つかるぞ!最後まで必見だ!
(注意)
ユーティリティはハイブリッドと呼称するのが正しいが、本記事では「ユーティリティ」表記とします。
紹介するユーティリティシャフト
それではまず、今回紹介するシャフトは以下の4本になる。
- 【GRAPHITE DESIGN】TOUR AD HY 85S
- 【三菱ケミカル】TENSEICK Pro Orange Hybrid 80S
- 【Fujikura】TR Hybrid 85S
- 【UST Mamiya】ATTAS MB HY 85S
この4本を試打するのだが、以下の条件で試打を行う。
- シャフト重量は80g台
- ヘッドは同じヘッドにて試打(PING G425#4)
- シャフト長も同じ(39.75インチ)
- バランスも同じ
- グリップも同じグリップ
クラブフィッターたけちゃんは今回、80g台のシャフトを揃えたのには理由があるという。
ヘッドスピードが40~47m/sくらいまでのゴルファーであれば、80g台くらいのシャフトがおススメという。
しかし既製品のシャフトだと、その重量帯のシャフトが入っている事は少ないという。
故に、ユーティリティシャフトのスペックが合っていないゴルファーが非常に多いという。
冒頭でも触れたが、ユーティリティは様々な場面で使う事が多いクラブだ。
だからこそ、ユーティリティのシャフトを見直すキッカケにしてほしい!
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4本の試打と特徴解説
それではそれぞれのシャフトの試打データと特徴を紹介する。
試打を行うのは、ズバゴル1号が行う。
そしてシャフトの特徴はクラブフィッターたけちゃんが解説を行うぞ!
TOUR AD HY 85S試打
方向性としては、真っ直ぐからやや左へ行く傾向はあるが、非常に素直な振り感のあるシャフトだ。
右に行くのが嫌なゴルファーにとっては捕まえやすいシャフトだ。
【たけちゃんPoint】
今回の4本の中で、基準とも言える癖のないシャフト。
弾道も真っ直ぐに出やすく、球の高さも出やすいぞ。
TOUR AD HY 85Sスペック
※重量はカタログ値
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
TENSEICK Pro Orange Hybrid 80S試打データ
試打を行ったズバゴル1号には合わなかったのか、4本のシャフトの中で1番大きく右へ曲がる結果となった。
【たけちゃんPoint】
今回の4本の中で、1番左へのミスに強いぞ!
左へのミスを出したくないゴルファーにはおススメだ。
TENSEICK Pro Orange Hybrid 80Sスペック
※重量はカタログ値
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
TR Hybrid 85S試打データ
振動数はそこまで硬いシャフトという訳ではないが、しっかりした振り感のあるシャフトだ。
【たけちゃんPoint】
今回の4本の中で、1番おススメのシャフトだ。
左へのミスが出にくいが、かと言って捕まらない訳でもない。
打ち上げ角度も十分に出せる。
左へのミスは出したくないが、ある程度捕まって欲しい。
それを実現出来るシャフトだ。
TR Hybrid 85Sスペック
※重量はカタログ値
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
ATTAS MB HY 85S試打データ
今回試打を行ったシャフトの中で一番硬いシャフトが、ATTAS MB HY 85Sだ。
振ってみるとそこまでハードな感じはないが、やや捕まえられるシャフトだ。
TOUR AD HY同様にやや捕まるシャフトだ。
しかし、振動数が一番出ているので、弾道は低くなりやすい。
ATTAS MB HY 85Sスペック
※重量はカタログ値
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
理想のユーティリティシャフトを見つけるには
クラブフィッターたけちゃんに理想のユーティリティシャフトの見つけ方を聞いた。
まずは自分が使っているシャフトの特性を知る事だ。
今回紹介したシャフトが理想的な値であっても、今使っているシャフトとのスペックの「差」が大きいと打ちにくいシャフトになる。
その差を埋めるのがフィッティングなので、やはりまずはフィッティングをしっかり受けることをおススメするぞ。
【動画】4大シャフトメーカー!HYシャフトの特徴をプロのフィッターが徹底解説!
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はクラブフィッターがおススメする、ユーティリティシャフトの特徴について紹介した。
ドライバーやアイアンシャフトに比べると、どうしても影が薄いが、ラウンドでは非常に重要なクラブになるのがユーティリティだ。
クラブフィッターたけちゃんはユーティリティシャフトを「隙間産業」という。
確かにユーティリティクラブを買う時に、ドライバーやアイアンに比べて選べる種類も少なく、重量も適正でないことが多いという。
だからこそ、そこにはフィッティングで自分にピッタリと合うシャフトを見つけるチャンスがあるということだ!
フィッティングの際は、自分が今使っているシャフトのスペックを伝えよう!
貴方にピッタリ合うユーティリティシャフトに出会える事を願って、筆を置く。
当記事のライター辻和也氏
ズバババゴルフ専属ゴルフライターのプロドラマーつじです。
ユーティリティなのかハイブリッドなのか。実はハイブリッドという言葉はドラムの世界にも定着してます。
そんな私が使っているドラムセットも「ヤマハ アブソリュートハイブリッドメイプル」というドラムセットです。
※名前長いなぁ・・・。
メイプルという材質とウェンジという材質を使っているハイブリッド仕様です。
これがまたいい音するんですよ・・・。
https://kazuya-tsuji.com/gear/gear-drumset/
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