重量級カーボンアイアンシャフトの振動数一覧
アイアンと言えば、スチールシャフトを使うゴルファーは多い。
この記事を読んでいる方も、スチールシャフトを使用しているゴルファーは多いのでは?
しかし、運命なのだろう。
この記事を読んでいるという事は、カーボンアイアンシャフトに興味があるという事ではないだろうか。(考え過ぎ)
前置きが長くても仕方ない。
クラブフィッターたけちゃん協力のもと、100g以上のカーボンアイアンシャフトの振動数を、一挙公開する!
計測するカーボンアイアンシャフト
今回、振動数を計測するカーボンアイアンシャフトを紹介しよう。
計測で使用するシャフトは全て7番アイアン相当(37インチ)での計測となる。
フジクラシャフト
・MCI 120S(中元)
・MCI 110S(中)
・MCI 100S(中)
・DIAMOND Speeder 10S(中)
三菱ケミカル
・OT TOUR 110S(中元)
UST Mamiya
・ATTAS 115S(中)
・ATTAS 115SX(中)
・ATTAS 10S(中)
・ATTAS 10SX(中)
振動数一覧
お待たせしました。今回計測した9本のカーボンアイアンシャフトの振動数一覧を紹介する。
ここで比較対象として、アイアンシャフトの代表格、ダイナミックゴールドとモーダスの振動数を紹介する。
・DynamicGold S200 振動数(338CPM)
・MODUS TOUR 120S 振動数(318CPM)
実際に試打をする前提ではあるが、振動数から見たクラブフィッターたけちゃんの感想を紹介する。
数値が大きい程しなり戻りが速く、硬いと感じる。
ハードヒッター向けのシャフト
クラブフィッターたけちゃんがハードヒッター向けのシャフトとして、以下のシャフトがある。
・MCI 120S(342CPM)
・OT TOUR 110S(341CPM)
この2本は、振動数もほぼ同じ値で、どちらも中元調子のシャフトだ。
DynamicGold S200の振動数が338CPMという事もあり、数字上でもかなりのハードスペックなのが分かる。
左を嫌うハードヒッターには向いているだろう。
しかし、DynamicGold S200の振動数から見ても、やはり相当ハードスペックだ。
この2本に関しては、ドライバーヘッドスピードが50m/s以上出るゴルファーにおススメだ。
同じく振動数の数値が高い2本として以下がある。
・MCI 110S(334CPM)
・ATTAS 115X(330CPM)
ドライバーヘッドスピードが48m/s以上の出るゴルファーに試してみてほしい。
同じメーカーであっても注意は必要
振動数だけでなく、重量についても先ほどの画像では紹介している。
そこで注目して欲しいのは、MCI 100SとDiamond Speeder 10Sだ。
・MCI 100S(104g)
・Diamond Speeder 10S(100g)
ほぼ同じ重量ではあるが、振動数の設計が異なる。
Diamond Speeder 10Sの方が、MCIに比べて、軟らかい設計になっている。
MCIに比べてターゲット層が違う。
MCIに比べて、捕まりを良くしているのがDiamond Speeder 10Sだ。
左を嫌うゴルファーが、選んでしまうとミスマッチになってしまう。
同じメーカーではあるが、その中のブランドによって設計思想は異なる。
少しでも不安に感じる人は、信頼の出来るフィッターに相談して決めてほしい。
重いカーボンアイアンシャフトは硬い傾向
一覧画像を見て頂きたいが、重いカーボンアイアンシャフトは、総じて振動数も出ている。
カーボンの巻き数が増える事で、重量が増し、それに伴い振動数も出る理屈だ。
どのシリーズにおいても、重くなると硬くなる。
フレックス表記だけで選んでしまうと、思いの外軟らかい・硬いシャフトを選んでしまう可能性もある。
【動画】フレックス表記だけで選ぶな!重量級カーボンアイアンシャフトの振動数を一挙公開!
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は100g以上のカーボンアイアンシャフトについて紹介した。
アイアンシャフトといえば、スチール。そして重いシャフトと言えば、スチール。と思うゴルファーは多いだろう。
しかし、カーボンアイアンシャフトであっても、重いシャフトはいくらでもある。
まだ打った事がないゴルファーは、是非一度試してみてはいかがだろうか。
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