NS950neoの振動数、弾道、調子、HSを公開
軽量スチールシャフトの雄として長年多くのゴルファーに愛されている「NS950GH」日本シャフトの代表作とも言えるスチールシャフトだ。
そんな日本シャフトから「NS950GH neo」が発表された。
今までのNS950GHと何が違うのか、またどんな特徴があるのか紹介する。
軽量スチールシャフトを考えている方、現在NS950GHを使用中の方には、ぜひとも参考にして欲しい。
NS950GH neoとは
今回新たに誕生したNS950GH neoはどんなシャフトなのか。NS950GHとどこが違うのか。
NS950GH neoの特筆すべき特徴を、日本シャフト公式サイトから3つ紹介する。
- 最新のストロングロフトの飛び系アイアンに最適
- 中間剛性を高め、シャフト先端部のシャープなしなり戻りを強調
- グリップを細くし、スムースなリストターンを可能にした
NS950GHを継承しつつも、新たな時代のスタンダートとなるべく登場したと言えよう。
NS950GHの特性を継承し、飛び系アイアンへの対応を達成。それが「neo」
引用:日本シャフト公式サイト
日本シャフトを長年使用しているLPGAのレジェンド、カリー・ウェブのコメントも紹介しよう。
シャフト全体でシャープにしなってくれるシャフト特性で、スピンレスになりがちなヘッドやボールでも適正スピン量に補ってくれる特徴を持っています”(公式サイトより引用)
“最新のアイアンヘッドと「N.S.PRO950GH neo」とのマッチングであれば、まさにプロの様な理想的な弾道でアイアンショットを操ることができるでしょう
引用:日本シャフト公式サイト
▼NS950GH neoの詳細
NS950GHの振動数とスペック
まずはNS950GHデータを紹介する。
- 振動数:325cpm
- キックポイント:先調子
- 重量:98g
NS950GH neoの振動数とスペック
- 振動数:329cpm
- キックポイント:中調子
- 重量:98g
数値が示す様に、NS950GHよりも振動数が高くやや硬いのがNS950GH neoだ。
NS950GHの特徴
まずはクラブフィッターたけちゃんが解説する、NS950GHの特徴を紹介しよう。
- 手元が硬く、先に行くほど柔らかくなる
- 先調子の高弾道
カタログ表記では中調子となっているが、先端に向かって柔らかくなる先調子のシャフトと言える。
先が走るシャフトなので弾道としては高弾道となる。
NS950GH neoの特徴
クラブフィッターたけちゃんが解説する、NS950GH neoの特徴を紹介しよう。
- 手元が緩くなったNS950
- 中間剛性が硬くなった
- グリップが細くなりヘッドが返りやすい
中間剛性はNS950GHよりも高めているが、グリップ付近の剛性は少し柔らかくしていることで、ヘッドの位置が分かりやすくなっている。
さらにシャフト中間部の剛性が硬く、先が走る事で大型化したヘッドが戻ってくる量を増やしている。
メーカーの日本シャフトが言う様に、現代の大型化したヘッドとの相性が良いことが分かる。
そして、NS950GHとの大きな違いはグリップの太さの違いだ。
NS950GHはグリップが通常のシャフトよりも太かった。(Butt径15.5mm)
これに対して、NS950GH neoは一般的なシャフトの太さになった。(Butt径15.24mm)
これにより大型化したヘッドに対してスムースなリストターンがしやすい様に、シャフトで補っていると言える。
▼関連記事
データでみるNS950GH neoとNS950GH
950GH neo | 950GH | |
---|---|---|
振動数 | 329cpm | 325cpm |
ヘッドスピード | 35.2m/s | 34.2m/s |
打ち上げ角度 | 18.6° | 22.7m/s |
スピン量 | 5650RPM | 5800PRM |
飛距離 | 161yds | 151yds |
実際に7番アイアンで試打をしたデータを見てみよう。
NS950GH neoは右に打ち出して、そのまま真っ直ぐ飛んでいる。
対してNS950GHはneoに比べると高弾道で、右に打ち出して、やや左に戻ってきている。
注目して欲しいのは打ち上げ角度だ。
試打をしたたけちゃんの場合、理想の打ち上げ角度は18から19度だ。
950GH neoは理想的な打ち上げ角度になっているのが分かる。
対して950GHは球が上がり過ぎて飛距離をロスしている。これはシャフトの特性がハッキリと出ていると言える。
【Q&A】クラブフィッターたけちゃんに聞く!
それではクラブフィッターたけちゃんに今回もズバババ!っと聞いてみた!
バット径が細くなることで起きるスイングの影響
たけちゃん、今回もよろしくー。さっそくだけど、NS950GH neoのバット径が細くなったらしいけど、スイングの影響って何かあるの?
neoの前に、まずはNS950GHなんやけど実際にバット径が太かったんや。太いとフェースローテーションが緩慢になるんよ。
NS950・モーダス3・NS950neoの違い
▼関連記事
NS950GH neoを試すべきゴルファー
▼関連記事
NS950neoと相性の良いヘッド
痩せろや・・・。
▼関連記事
ロングアイアン・ミドルアイアンの対応
15~6m/s…てwww
自分にあったアイアンシャフトを選ぶコツ
▼関連記事
【動画】NS950neo vs NS950
僅か2ヶ月で約3万再生の人気アイアン動画を今すぐチェック!
日本シャフトNS950GHの次世代シャフトNS950neoを徹底検証しました。
まとめ
日本シャフトの代名詞とも言えるNS950GH。
そのDNAを継承し、新たに誕生したNS950GH neoを紹介した。
近年のハイロフト化した大型ヘッドのアイアンを使用しているゴルファーは多い。
そんなゴルファーにとって大きな力になるであろうシャフトが、NS950GH neoだ。
今までNS950GHを使用していたゴルファーも、軽量シャフトを検討しているゴルファーも是非一度、試してみるシャフトだ。
この記事のライター
▼関連記事
おすすめ!人気ゴルフアイテム記事5選
2021決定版!おすすめゴルフシューズ
★★★★★
人気ゴルフ練習器具ランキング
★★★★★
超絶おもしろヘッドカバー20選
★★★★★
おすすめゴルフマーカー30選
★★★★☆
人気パターグリップ|スーパーストローク
★★★★☆