ダブルキックシャフトの特徴
アッタスシリーズの新製品登場 ATTAS 11 (アッタスジャック)のキャッチコピーは【飛びの切り札】。[2019年9月発売/40,000円(税別)]
最先端カーボン繊維素材と新技術のデュアル・トルク・システムが高弾道を実現したと話題になっている。
今回は、ATTAS 11 (アッタスジャック)4S・5S・6Sの3本を比較しながら、このシャフトの最大のセールスポイントでもあるダブルキックの特徴についてご紹介する。
プロクラブフィッターによる試打データ、ATTAS 11 (アッタスジャック)の特徴紹介、フィットするゴルファーの特徴など、ドライバーシャフトを検討中の方にはオススメだ。
特に、球が上がらない方には必読の内容である。
ダブルキックシャフトの特徴
ATTAS 11 (アッタスジャック)の一番の特徴であるのがこのダブルキック。
過去のアッタスシリーズでも取り入れられている仕組みではあるが、今回の紹介でこれがわからないと説明の理解が難しくなるので、馴染みのない方などのために、わかりやすく説明をしておく。
ダブルキックシャフトの最大の特徴は手元と先端が動き中が硬めで運動量が多くスイング中に2度しなることにある。
つまり、バックスインから切り返す瞬間、インパクトの瞬間の2回しなることで高弾道&飛距離アップにつながるのだ。
ダブルキックを試すべきゴルファー
このATTAS 11 (アッタスジャック)は、これまでの11種類のアッタスシリーズ史上、最も高弾道の球が出やすいシャフトだと言えよう。
以下がダブルキックの恩恵を受けられるゴルファーだ。
- スピン量の少ない方
- ドロップする方
- 低弾道による飛距離ロスに悩む方
上記のような方は、ダブルキックシャフトの特徴、インパクトの瞬間にしなることでロフト角が大きくなり打ち出し角が高くなる効果に最大の恩恵を受けられはずだ。
ATTAS 11 (アッタスジャック)はアッタスシリーズの4U、G7の良いとこ取りをしているシャフトでもあるので、これまでこの2種類のシャフトを使用している人には、試してもらいたいシャフトともいえる。
また、アッタス COOOL愛用者にも試すべきシャフトであることも付け加えておく。
▼アッタスジャックの詳細
【注意】ダブルキックのデメリット
先ほどから触れているように、ダブルキックとは、高弾道となるようシャフトの運動量が多い事が特徴である。
この特徴は、シャフトが動いてスイングを助けてくれるということによるもので、このスイングが動くということがデメリットも生んでしまう。
このダブルキックシャフトが、自分でシャフトを動かすスイングの方には、悪循環となりシャフトが暴れてしまうという結果を生みやすい。
またスピン量を大きくして、高弾道となることを助けてくれるので、元々スピン量の多いゴルファーにも悪影響を及ぼしてしまう。
【貴重】ATTAS 11 (アッタスジャック)試打データ
ATTAS11 | ATTAS11 | ATTAS11 | |
---|---|---|---|
4S | 5S | 6S | |
打上角度 | 12.8° | 11.9° | 15.8° |
HS | 44.9m/s | 44.5m/s | 44.7m/s |
スピン量 | 3900RPM | 3210PRM | 4165PRM |
飛距離 | 236yds | 247yds | 234yds |
上記がクラブフィッターによるアッタスジャックの貴重な試打データだ。
振動数・打ち上げ角度・総スピン量に注目して欲しい。
この3項目が、ダブルキックシャフトの特徴が表れる数値である。
【Q&A】ATTAS 11 (アッタスジャック)について聞く
2019年9月にデビューした、アッタスシリーズの新製品ATTAS 11 (アッタスジャック)について、クラブフィッターたけちゃんに聞いてみた。
Q1. ATTAS 11 (アッタスジャック)(4+7)のデザインについて
おっ、ホンマや!今初めて気づいたわ
【4+7】とは過去シリーズのダブルキックシャフトであるアッタス 4U、アッタス G7を意味してるんや
4U+G7か。つまり、過去のダブルキックのいいとこどりを今回のジャック(11)がしてるという意味やな!
その通り!僕ちんは UST Mamiyaのこういった遊び心が好きなんや
僕ちん…。
Q2. ATTAS 11 (アッタスジャック)と相性の良いヘッド
アッタスジャックに合うヘッドを教えて
以下の4つがアッタスジャックと相性の良いヘッドの条件や
・球の弾きが良い
・球離れが早い
・ロフトが立っている
・スピン量が少ない
この条件が揃っているヘッドにすることでアッタスジャックとの相乗効果が期待でき、更なる高弾道、史上最高の飛距離が期待できるでー!
Q3. ATTAS 11 (アッタスジャック)を試すべきゴルファー
アッタスジャックはどんなゴルファーにおすすめ?
ズバリ答えるで!
・球がドロップするゴルファー
・球が上がらないゴルファー
・打ち出し角が低いゴルファー
上記が当てはまる人は試す価値ありや。マジで。
球が上がらなくて悩んでいるそこの君。必ずや、アッタスジャックのダブルキックが強い味方になりまっせ!
Q4. USTマミヤATTASシリーズの特徴
UST Mamiyaのアッタスシリーズの特徴とは?
アッタスはシリーズ9作目のCOOOL以降他社シャフトに比べ半フレックス程度柔らかく作られているんや。
軟らかくすることの意味は?
柔らかいことで一般的に敬遠されるXでも打てるゴルファーが多いんや。カッコええやん「X」って。振動数を理解した上でシャフト選定をしないと、ただ柔らかいだけのシャフトとなってしまう可能性があるので注意が必要や!
同じ「X」でもメーカーによって硬さ(振動数)が違うなんて知らなんだわ…。
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自分のスイングタイプの見分け方
自分に合った特徴のシャフトを見つけ出すことは難しい。
ましてや、自分のスイングタイプを自分自身で見分けるのはハッキリ言って無理ゲーだろう。
自分のスイングタイプを知るには、クラブフィッティングで数値化するか、他人にスイングを横から見てもらうしか方法はないだろう。
2つのスイングタイプ
ここからは2つのスイングタイプについて解説しよう。
正しいシャフトを選ぶためには自分のスイングタイプを知ることが最も近道なのだから。
シャフトをしならせてスイングをする人の特徴
以下が自分でシャフトをしならせるタイプの特徴だ。
- 切り返しで一気に力を入れる
- 切り返しが早い
上記のような方はダブルキックは不向きだと言える。
シャフトをしならせずにスイングをする人の特徴
次にシャフトをしならせない方の特徴だ。
- 切り返しがゆっくり
- インパクトに向けて徐々に加速するスイング
上記のような方は、今回ご紹介したダブルキック(アッタスジャック)の恩恵を受けられるゴルファーだ。
【動画】高弾道シャフトATTAS 11ダブルキックの特徴
分かりやすい動画で見る、高弾道シャフト、アッタッスジャック(ダブルキック)の特徴。球が上がらないゴルファー必見!マジで。
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まとめ
いかがだっただろうか。
今回、紹介したATTAS 11 (アッタスジャック)はアッタス史上もっとも高弾道を期待できると言ってもいいシャフトだ。
打ち出し角やスピン量で、球が上がらないゴルファーをアシストしてくれる2019年期待のシャフトのひとつである。
今回の内容を下記にまとめておく。
- アッタスジャックは史上最高の高弾道で飛ばせるダブルキックシャフト
- スイング中に2回しなるからダブルキック
- 自分のスイングスタイルを知るべき
- スピン量の多いゴルファーには不向き
▼アッタスジャックの詳細
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最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回もクラブフィッターたけちゃんのご協力により当記事が完成いたしました。
また、今回から新しいパートナー候補、h氏にもこの場を借りて感謝申し上げます。
当記事がドライバーの低弾道、飛距低下に悩むゴルファーの一助になればこれ以上の喜びはありません。
最後に、クラブ選びに悩むゴルファーへ孔子の言葉をご紹介します。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
そう、自分のことを知ることが一番大事なのです。
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