The ATTAS(ジ・アッタス)プロフィッターインプレッション
2018年7月27日、異例の進路台風12号と共に日本にやってきた、USTマミヤの最新ドライバーシャフト、その名もThe ATTAS(ジ・アッタス) 本体価格40,000円(税別)。
8代目のATTAS PUNCH(アッタスパンチ)、9代目のATTAS CoooL(アッタスクール)に続き、記念すべき10代目として満を持して登場したのがThe ATTAS(ジ・アッタス)である。
今回は、アッタス史上、最高の安定性と飛距離を実現した10代目The ATTAS(ジ・アッタス)について詳しく紹介していく。
当記事が貴殿のドライバーシャフト選びの一助になれば幸いである。
完全に余談だが異例の進路台風12号の名前は「ジョンダリ」。「ひばり」の意味だ。
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The ATTASはこんなゴルファーにおすすめのシャフト
画像:The ATTAS(過去全てのアッタスシリーズのカラーを採用したデザイン)
The ATTASの様々なデータを紹介する前にまずは結論からお伝えしよう。
The ATTASは以下のようなゴルファーにピッタリのシャフトなのだ。
- 球がつかまり過ぎる方
- 本番に限ってフック、引っ掛けが多発する方
- 飛距離に悩むゴルファー
つまり、The ATTASとは、安心して振り抜けるため、ゴルファーのポテンシャルを最大に引き出すことのできる、抜群の安定感と飛距離を手に入れられるシャフトだといえよう。
また、メーカーであるUSTマミヤが「粘走(ねばしり)」と表現する、今までのシャフトにない独特のフィーリングも特筆すべきだろう。
The ATTASとは、特に純正シャフトに多い「球のつかまり過ぎ」に悩むゴルファーには本当におすすめできるシャフトなのだ。
The ATTAS(ジ・アッタス)の特徴
画像:真剣に振動数を測るプロフィッターのたけちゃん(独身)
それではここからは、ゴルフショップイシイのクラブフィッター&パターフィッターのたけちゃん監修によるThe ATTASの特徴を詳しく見ていこう。
The ATTASの最大の特徴は、他社のシャフトより半フレックス程度柔らかいということだ。
この特徴は1世代前の9代目アッタスクールから採用されており、プレイヤーの飛距離を最大化するために考え抜かれた結果だ。
▽The ATTAS(ジ・アッタス)のスペックは以下のリンクにて確認 ※別ウィンドウが開きます
ATTAS PUNCH・ATTAS CoooL・The ATTASの硬さ(振動数)比較
それではここでThe ATTASの振動数を確認してみよう。
比較しやすいように、The ATTASと過去のATTASシリーズ2本の計3本の振動数を計測してみた。
対象のシャフトは以下の3本。
- 8代目ATTAS PUNCH(2016年発売)
- 9代目ATTAS CoooL(2017年発売)
- 10代目The ATTAS(2018年発売)
※振動数(CPM):振動数(CPM)とは「Cycles Per Minute」の略、シャフトが1分間に何回揺れ動くかを計測した数値。数値が大きいほど硬く小さいほど柔らかい傾向となる。
スペック【4】の振動数比較
シャフト名 | スペック | 振動数 |
---|---|---|
PUNCH | 4R | 226 |
CoooL | 4S | 225 |
The ATTAS | 4S | 224 |
スペック【5】の振動数比較
シャフト名 | スペック | 振動数 |
---|---|---|
PUNCH | 5S | 253 |
CoooL | 5S | 247 |
The ATTAS | 5S | 249 |
スペック【6】の振動数比較
シャフト名 | スペック | 振動数 |
---|---|---|
PUNCH | 6S | 260 |
CoooL | 6S | 257 |
The ATTAS | 6S | 256 |
※ATTAS PUNCH以前のモデルに【4S】というスペックはない。
※すべて同じヘッド、長さもすべて45.5インチで測定。
ご確認いただけただろうか?
今回計測したほとんどのスペックにおいて、最新モデルThe ATTASの振動数の値が小さく、柔らかく仕上がっていることがお分かり頂けたはずだ。
また、シャフト重量が軽ければ軽いほど振動数の差が顕著に現れている。
ちなみに、フジクラ製のドライバーシャフト「スピーダーエボ4」の【5S】の振動数は257(The ATTASとの差は+8)であり、USTマミヤATTASシリーズのシャフトが、他社製品に比べて柔らかいという事がご理解いただけるはずだ。
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【保存版】The ATTASのスペック参考値
以下に、一般的には公開されていないThe ATTASのスペック参考値を掲載しておく。
貴殿のシャフト選びの参考にご活用いただきたい。
両手握力 | スペック | 振動数 |
---|---|---|
60kg以下 | 4R | 198 |
4S | 223 | |
4X | 240 | |
60kg~80kg | 5R | 231 |
5SR | 241 | |
5S | 250 | |
5X | 264 | |
80kg~110kg | 6SR | 245 |
6S | 256 | |
6X | 268 | |
110kg以上 | 7S | 263 |
7X | 279 |
※ヘッド重量:198g、グリップ重量:50g、シャフト:45.5インチにて測定
※「両手握力」とは右手と左手の握力の合計:例)右手35kg、左手35kgの場合両手握力は70kgで、その方のおすすめスペックは【5】となる。
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他社シャフトより柔らかいThe ATTAS|メリット・デメリット
ここまで見てきたように、飛距離を追求した結果、他社シャフトより柔らかい仕様となっているThe ATTAS。
そのメリットとデメリットをご紹介しよう。
メリット
プレーヤーの潜在的ニーズを満たすことでプレーヤー本人が若くいられる。
ゴルフがメンタルスポーツである事は明らかなので、これは特に体力にそれほど自信のない方や、年配のゴルファーにとって大きなメリットと言えよう。
デメリット
他社製品と同じフレックス選定をしてしまうと、妙にダルいシャフトだと感じてしまうことも…。
また、ヘッド重量が重くなればなるほどしなり幅が増える為、尚更柔らかさが強調される可能性がある。
フレックスの選定をミスするとシャフト本来のポテンシャルが全く機能しない。
歴代のATTASシリーズ全10本
ちなみに以下の10本が歴代のATTASシリーズだ。
- ATTAS(アッタス)
- ATTAS T2(アッタス ティーツー)
- ATTAS 3(アッタス サンジョウ)
- ATTAS 4U(アッタス フォーユー)
- ATTAS 5GOGO(アッタス ゴーゴーゴー)
- ATTAS 6☆(アッタス ロックスター)
- ATTAS G7(アッタス ジーセブン)
- ATTAS PUNCH(アッタス パンチ)
- ATTAS Coool(アッタス クール)
- The ATTAS(ジ・アッタス)
いくつかのシリーズの名称は、微妙に何かをパクっているような気がしてならない…。
ATTASシリーズのポジショニングマップ
上記はUSTマミヤのカタログに掲載されている、The ATTASを含めたATTASシリーズ全10本のポジショニングマップだ。
ご覧の通りThe ATTASは中央に配置されており、スペックのバランス良さが一目瞭然。
まさに、「粘って走って飛ばせる」優等生的なシャフトに仕上がっているのだ。
プロフィッターたけちゃんがThe ATTASをインプレッション!
画像:クラブフィッターのたけちゃん(年間100名以上の実績&独身)
とにかく素直なシャフトだと言えますね。
シャフトオプティマイザー(ミズノのフィッティング専用の計測器)の数値が全体的に平均値に近いゴルファーは、かなりThe ATTASの恩恵を受けられるはず!
逆に言えば、特徴的な数値のゴルファーはやや面白みに欠けるシャフトかも…。
そもそも、全てのゴルファーを救えるシャフトなど存在しないのですがね。(オヨヨ)
『粘走り』という謳い文句の通り、手元部分も先端もほどよくしなります。
歴代のアッタスシリーズで言うと、私のフィッティングで抜群に売れた2製品、アッタス6スターとアッタスパンチの中間どころと言ったところかな?
そういう意味ではこのシャフトは人気が出る要素満載ですね!
The ATTASはフェアウェイウッドにピッタリ!?
ドライバーシャフトとしての性能はもちろんですが、たけちゃん的にはフェアウェイウッドに入れると、かなり面白いシャフトではないかと感じています。
その理由は、全体剛性が柔らかい上に素直な性能を持ったシャフトは、地面から球を上げるのにかなり有利だからなのです。
フェアウェイウッドにドライバー用のシャフトを装着するというのは少し贅沢な使い方かもしれませんが、ロングホールのセカンドでグリーンをデッドに狙えると考えれば、決して高い買い物ではないはずです。
てゆうか、そもそもツアープロは皆、ドライバー用のシャフトをフェアウェイウッドに装着しているのですから。(まぁ、ツアープロはメーカーが支給してくれるんですけどね。笑)
超重要!シャフト選びの注意点
シャフト選びにおいて、もっとも大切なことは、「自分に合ったスペックをチョイスする」ということ。
The ATTASに限ったことではないが、自分に合っていないフレックスを選択してしまうとシャフト本来のポテンシャルが全く機能しない。
それどころか、誤ったスイングを身につけてしまい、まるで掃き溜めのようなクソのような最悪のゴルフ人生を過ごしてしまう…。
そんな可能性も否めないのだ。
そこでおすすめの方法は、信頼のおけるショップでのクラブフィッティングである。
重要なことなので繰り返すが、シャフト(クラブ)の性能に自分を合わせるのではなく、自分の体格、筋力、握力、ヘッドスピード、スイングの特徴に合ったシャフトを時間をかけ丁寧に選ぶべきなのだ。
プロはもちろん、ゴルフ上級者の多くがシャフト選びにフィッティングを取り入れていることも、クラブフィッティングの必要性を裏付けているのではなかろうか。
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今なら無料!The ATTASのフィッティング絶賛受付中
画像:香川県丸亀市のゴルフショップイシイ
中四国のゴルファーには何とも嬉しい情報をお届けしよう。
現在、四国香川県丸亀市のゴルフショップイシイでは、The ATTASのフィッティングを絶賛受付中である。
下記にその内容をまとめておく。
- 2時間のクラブフィッティングが完全無料!
- ほぼ全スペックのThe ATTASのフィッティング&試打が可能
- 完全予約制 0877-25-1730
The ATTASを試してみたい方や、シャフト選びに絶対に失敗したくない方は、ゴルフショップイシイのフィッティングを試してみるべきだ。
中四国のThe ATTASが気になるゴルファーは今すぐゴルフショップイシイのフィッティングの電話予約だ!
なお、フィッティング後The ATTASを購入する際は工賃込4万円(税込)、ちなみに定休日は火曜日で営業時間は10時から19時まで。(もちろん、フィッティングのみ、シャフトを購入しなくてもOKです。お気軽にどうぞです。)
また、ゴルフショップイシイのフィッティングの流れが知りたい方は、当サイトの過去記事「プロフィッター伝授!絶対に失敗しないドライバーシャフトの交換方法」で詳しく紹介しているのでぜひともご確認いただきたい。
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【先着9名】The ATTAS購入でオリジナルヘッドカバー進呈
しかも、ゴルフショップイシイでThe ATTASを購入した方には、非売品のThe ATTASオリジナルヘッドカバーが進呈される。
なお、残り9個なのでお早めに!※無くなり次第終了※
フィッティングの電話予約の際に「ズバババ!GOLF|ズバゴルを見た。オヨヨ」と伝えてほしい。(「オヨヨ」が恥ずかしければズバゴルだけでもオーケーだ。)
The ATTASのフィッティングを今すぐ予約だ! 0877-25-1730
USTマミヤ|全国のフィッティング実施店
残念ながらゴルフショップイシイにお越しいただけない方もご安心あれ。
下記のUST Mamiya公式サイトにて、全国のフィッティングシステム実施店舗一覧が確認できる。
UST Mamiya│フィッティング予約│フィッティングシステム実施店舗一覧
※当記事は記事広告ではありません。
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まとめ
記念すべき10代目のATTASは、手元部から先端までの滑らかな剛性による粘りと、インパクト時のしっかりとした走りを両立。
ATTAS史上最高の振りやすさで、どなたにも高次元の飛距離と安定性をもたらす。
これが、飛びのテクノロジーの集大成だ。The ATTAS、ついにデビュー。
引用:USTMamiya Shaft Catalog
いかがだっただろうか。
今回は7月27日に発売されたばかり、USTマミヤアッタスシリーズ10代目を記念する「飛びの集大成」The ATTAS(ジ・アッタス)について詳しくご紹介してきた。
クラブフィッターのたけちゃんも述べているように、このシャフトは我々のような標準的なアマチュアゴルファーには恩恵の多いシャフトに仕上がっている。
また、シャフト交換が初めての方には、まさにピッタリの一本だといえよう。
最後に
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
当記事と、たけちゃんのインプレッションを読んで、The ATTASが少し気になってきた方は、ぜひともその気持ちを下のSNSボタンより「シェア」・「いいね」でお知らせください!
よろしくお願いします。m(_ _ )m
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