【保存版】カスタムシャフトの選び方
自分に合ったカスタムシャフトを選ぶことで、飛距離が伸び、弾道が変わり、ゴルフそのものがガラッと変わる可能性がある。
その一方で、メーカーの謳い文句だけでカスタムシャフトを選んでいるゴルファーがいかに多い事か…。
貴殿は、知らず知らずの間に、自分に合っていないシャフトの弊害に悩まされていないだろうか?
今回は、必見のカスタムシャフトの選び方と、キックポイント(先・中・元調子)ごとの特徴について詳しく紹介する。
また、クラブフィッターたけちゃんによる、自分に合ったシャフトを見つける方法は必見だ。
当記事が、ドライバーで悩むすべてのゴルファーの一助になることを保証しよう。
▼当記事の動画は以下よりどうぞ
純正シャフトとカスタムシャフトの違いとは?
貴殿は純正とカスタムシャフトの違いをご存じだろうか?
初めからドライバーに装着されている純正シャフトのキックポイントは「中調子」のものが多く、年齢、筋力、スイングタイプを問わず、幅広いゴルファーにフィットするように設計されている。
他方、カスタムシャフトは「先調子」、「元調子」などのキックポイント、重さに硬さ(振動数)等、多くの種類が存在し、年齢、筋力、スイングタイプに応じた1本を選択することが出来るのだ。
言うなれば、純正シャフトは中先調子が多く、全てにおいて平均点を目指しているのに対し、カスタムシャフトは自分にとって100点もあれば0点もあるといったところだ。
カスタムシャフトにリシャフトする3つのメリット
ほどんどのツアープロが使用するカスタムシャフト。
それでは一体、純正シャフトからカスタムシャフトにリシャフトするメリットとはどこにあるのだろうか?
下記にカスタムシャフトにリシャフトする5つのメリットをご紹介する。
- 自分のスイングの最大のポテンシャルが発揮できる
- 飛距離が伸びる(15yds~20yds)
- 球筋が安定する
- ミスショットの許容範囲が狭まる
- テンション上がる(生きるが楽しい)
4万円程度でこれだけのメリットが享受できるカスタムシャフト。
真剣にゴルフに取り組んでいる方なら、今すぐカスタムシャフトへのリシャフトをおすすめする!マジで。
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4つに分類されるキックポイント(調子)
純正、カスタムに限らず、シャフトのキックポイント(調子)は、大きく分けて以下の4つに分類される。
- 先調子
- 元調子
- 中調子
- ダブルキック
ちなみに、キックポイント(調子)とは、シャフトの最も柔らかい部分を示している。
それでは以下よりそれぞれのキックポイントを見ていこう。
先調子の特徴
先調子とは先端がもっとも柔らかく先がしなるシャフトの事。
以下が先調子シャフトの特徴だ。
- ハイドローが打ちやすい
- ヘッドスピードが上がる
- 高弾道
- スピン量が多い
- 引っ掛けやすい
先調子のカスタムシャフト
先調子を代表するカスタムシャフトは「UST Mamiya ATTAS COOOL」だ。
▼ATTAS COOOL詳細
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元調子の特徴
元調子とは手元側が柔らかく手元部分がしなりやすいシャフトの事。
元調子シャフトの特徴は以下。
- 分厚いインパクト
- ヘッドスピードが出にくい
- 当たり負けしにくい
- スピン量が抑えられる
- 引っ掛けにくい
元調子のカスタムシャフト
元調子を代表するカスタムシャフトは「UST Mamiya ATTAS PUNCH」だ。
▼ATTAS PUNCH詳細
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中調子の特徴
中調子とは真ん中付近が柔らかくオーソドックスにしなるシャフトの事。
中調子の特徴。
- 先・中調子の中間スペック
- スイングに癖のない方に合う
- 特徴が分かりにくい
中調子のカスタムシャフト
中調子を代表するカスタムシャフトは「UST Mamiya The ATTAS」。
▼The ATTAS詳細
ダブルキックの特徴
最後にご紹介するダブルキックとは、先端と手元側の“両方に”しなるポイントがあるシャフトの事。
ダブルキックの特徴
- シャフトのしなりを最大限利用して飛ばせる
- タメをつくりやすい
- シャフトの運動量が多いためシャフトが暴れる可能性がある
- 中調子との差が分かりづらい
ダブルキックのカスタムシャフト
Wキックを代表するカスタムシャフトは「三菱ケミカル ディアマナ RF」。
▼ディアマナ RF詳細
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スイングタイプごとのカスタムシャフトの選び方
それではここからは、自分にピッタリ合ったカスタムシャフトの選び方を伝授しよう。
我らがクラブフィッターたけちゃんの、実績に基づいた解説はさすがの一言だ。
先調子が合う方
先調子=先端がしなるシャフトがおすすめの方は以下の通り。
- インパクト時の「前反り角」が小さい方
- 安定性より飛距離を求める方
- ボールが捕まりにくい方
インパクトで思いっきり仕事をして欲しい人には、先調子のシャフトを試していただきたい。
元調子が合う方
手元調子=手元がしなるシャフトが合いやすい方は以下の通り。
- スイングの切り返しがゆったりしている方
- スピン量の多い方
- 引っ掛け気味の方
つまり、インパクトでシャフト自体にあまり暴れてほしくない方は、手元が柔らかいシャフトがおすすめだ。
また、手元が柔らかいシャフトは、切り返しでヘッドの位置が分かりやすいというメリットもある。
中調子が合う方
中調子=中心付近がしなるシャフトが合いやすい方は以下の通り。
- スイングが綺麗な方(特長のない方)
- シャフトに暴れてほしくない方
純正シャフトに多い、キックポイントが中調子のシャフトは、先調子と元調子の中間スペック、言い換えれば、特徴の分かりにくいシャフトと言えよう。
メーカーのカタログ表記に「中調子」が多い理由
ここまでキックポイント(調子)について詳しくご紹介してきたが、シャフト選びにおいて、是非ともご留意頂きたいことを紹介する。
それは、カスタムシャフトの多くが「中調子」にカテゴライズされていること。
シャフトメーカーは、ユーザーから敬遠されることを敬遠し「中先・中元」と表示することが多い。
つまり、本来は「先調子」でも「中先調子」、完全な「元調子」でも「中元」と、極端な表記を避ける傾向にあるのだ。
このことは、自分に合ったシャフトを選ぶためは知らなけらば行けない事実である。
自分に合ったシャフトを見つけるたった1つの方法
ここまでお読みいただいた方は、カスタムシャフトについて随分と詳しくなったはずだ。
それでは最後に、数あるシャフトの中から、貴殿にドンピシャの1本に出会うための方法を、クラブフィッターのたけちゃんに聞いてみよう。
僕にピッタリのカスタムシャフトを教えてたけちゃん!
おっしゃ、まかしとき
理想の弾道を教えてや
ベイビードローの常時280ydsで振れば300yds超え、絶対にチーピンしない赤い稲妻。通称赤鬼。どや?
パターシャフトでも挿したろか
な、なるほど。では、握力を計測した後に今のドライバーを実際に打ってみてや。話はそれからや。
あ、握力?実際に打つ?ちゃっちゃと見つけてくれんのかいな?
実際のスイング、各種データ、弾道、握力、シャフトのしならせ方を見てからでないと、絶対にピッタリのシャフトは見つからんのや。
これが、クラブフィッターたけちゃんのポリシーや。あと、経験とデータから導き出されたシャフトに作り上げる技術も必要なんや。
そういえば、たけちゃんのお店「ゴルフショップイシイ」って工房完備してるね。
当店はピッタリのカスタムシャフトを作り上げる絶対の自信があるんや。
今すぐクラブフィッティングをお願いします!
おうよ、その言葉待ってました!理想の赤鬼は100%無理やけどな。
・・・・。
【動画】カスタムシャフトの選び方。キックポイント(先・中・元調子)の特徴
クラブフィッターたけちゃんが、カスタムシャフトのキックポイント(先調子、中調子、元調子)の特徴と、スイングタイプに合ったキックポイント選びを動画で伝授!
今すぐ動画をチェック&チャックだぜ。
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まとめ
いかがだっただろうか。
今回は、失敗しないカスタムシャフトの選び方についてご紹介してきた。
下記に簡単にまとめておく。
- キックポイントは大きく4つに分類される
- カタログ表記ではなく実際のキックポイントを知ることが大切
- カスタムシャフトを選ぶ際はフィッティングを受けよう
冒頭で述べた通り、メーカーの謳い文句だけでカスタムシャフトを選んでいては、いつまでたっても自分に合ったシャフトを手にすることは出来ない。
手間かもしれないが、わずか1時間~2時間程度のクラブフィッティングを受けることで、今までには味わったことのないドライバーショットが打てるようになるのだ。
是非とも信頼のおけるショップでクラブフィッティングを受けてみてほしい。
▼中四国の方はゴルフショップイシイに急げ!
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