USモデルと日本モデルの違いを解説!
インターネットという大海原は、世界中どこからでも買い物ができる。
自粛生活で、思う様にラウンドが出来ない分、ネットでクラブを購入する人も多いだろう。
クラブを調べていると出てくるのは海外仕様。いわゆるUSモデルだ。
中古クラブショップでも時々見かけるUSモデルだが、国内仕様とは一体何が違うのか。
同じと思っている方は要注目の記事になること必至だ!
ちゃんと理解をすれば、貴殿のゴルフライフが更に充実すること間違いなし!
本記事中では、海外モデルはUSモデルと表記する。
USモデル・国内モデルとの違いは硬さと重さ
量販店などで一般的に売られている国内モデルとの違いを、クラブフィッターたけちゃんはこういう。
ズバババ!っと言えば、USモデルは国内モデルに比べて重くて硬い。
例えば、RフレックスであってもUSモデルは国内モデルのRフレックスに比べて、硬い。
そして、クラブ全体の重量も国内モデルにくらべてUSモデルは重い。
USモデルと国内モデルでは、重さと硬さの違いがある事を理解して使用している場合は問題ない。
しかし、国内モデルでRフレックスのシャフト使用しているから、違いを理解せずにUSモデルのRフレックスを選ぶのは注意が必要だ。
バランスも国内モデルに比べてUSモデルは重くなる。
USモデルと国内モデルのヘッドの見た目で違いってあるの?
見た目での違いの判断はほぼ出来ないな。
ヘッドの見た目は国内モデルとUSモデルでは見分けはつかない。
後述するが、ヘッドの違いは国内モデルもUSモデルも違いはない。
それでは、更に国内モデルとUSモデルの違いについて説明する。
USモデル|純正シャフト重量が重くて硬い
一般的にUSモデルは重いと言われるが、これは標準装着シャフトにこの傾向が出る。
国内モデルは40g・50g台が多いが、USモデルは60g台の標準シャフトが多い。
重量が重いので、必然的にシャフトそのものも硬くなる。
しかし、重量が国内モデルとほぼ同じであっても、USモデルは硬いシャフトがほとんどである。
USモデルと国内モデルのRフレックスでは2フレックスほど違う事も多い。
パワーに自信がない方は、USモデルを選ぶ際は非常に注意が必要だ。
国内モデルでSフレックスを使用しているゴルファーであっても、USモデルでもSフレックスを選ぶと「かなり硬い」シャフトになる。
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ヘッドの差はほとんどない
シャフトが重く、硬いのはここまで伝えた通りだが、ヘッドはどうなのか。
ヘッドの差は国内モデルとUSモデルでは差はない。
機能面を見ても、国内モデルとUSモデルに違いはなく、USモデルの方が飛ぶという事もない。
ただ、一部ヘッドについては、ロフトの設定が国内モデルとUSモデルとでは違う場合もある。
例えば国内モデルには10.5°はあるが、USモデルには10.5°は無いという事もある。
ヘッド重量も多少の差はある。その差は2〜3gと、シャフト程の差はないだろう。
グリップが太い傾向のUSモデル
すべてのモデルが太い訳ではないが、国内モデルに比べてUSモデルはグリップが太い傾向だ。
これはやはり、日本人に比べてアメリカ人の手が大きいところから来ている。
気になる方はグリップ交換で対応する事になる。
USモデルが安い理由
国内モデルとUSモデルとの違いとして、気になるのが「値段」だろう。
USモデルは世界中で販売される事を想定し、価格も抑えられている。
対して国内モデルは、日本国内市場での販売なので、値段が高くなっている。
また、USモデルは輸入品となるので、為替にも影響する。
つまり円高の時に購入すると、さらに安く購入できる。
国内モデルは日本人向けに作られているが、条件に合うゴルファーにはUSモデルはコスパに優れている。
▼USモデルの価格をチェック!
USモデル使用者の評価・口コミ
それでは実際にUSモデルを使用しているゴルファーの声を集めてみた。
実際に使用しているユーザーの生の声は非常に貴重であり、USモデルを検討している方は参考にして頂きたい。
USモデルは国内モデルよりもシャフト長が半インチ長いのが多い。大柄なアメリカ人に合わせている印象。
シャフトもグリップもカスタマイズして選ぶ事が出来るので、オススメ。
KUROKAGEのRシャフトを使用しているが、国内のSフレックス同等の硬さ。シャフトの硬さが合えばコスパがいいのはUSモデル。
USモデルは国内モデルよりもシャフト長が半インチ長いのが多い。大柄なアメリカ人に合わせている印象。
レフティモデルも豊富なのでUSモデルをよく使用する。
1フレックス程硬いのがUSモデル。国内のFWは軽いのでUSモデルのFWが重量がちょうど良いケースがある。
飛び系アイアンは国内ではストロングロフトだが、USモデルではストロングとノーマルロフトを選べるモデルもある。
国内モデルはメーカー保証があるが、USモデルは販売店の保証しかないことが多いように思う。
ハードヒッターなら間違いなくUSをお勧め。
newモデルが一足早く買えたり限定品や国内未発売品とかたまにツアープロ支給モデルがあったりするのもUSモデルの魅力。
やはりUSモデルは国内モデルに比べると、重い・硬いと言った意見が多かった。
ヘッドにウェイトが付いているモデルに関しては、USモデルの方が2〜3gほど重いという意見もあった。
ヘッドスピードが速い、ハードヒッターの方はUSモデルを検討するのもアリだ。
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ボールにも国内モデルとUSモデルでは差があるのか。
USモデルはクラブだけではない。ボールにも国内モデルとUSモデルがある。
USモデルのボールを使っているユーザの声も集めてみたぞ!
国内モデル、USモデルの同じボールを使っているが、あまり差を感じない。
ツアー系のスピンボールに関しては、違いはないと言って良い。USモデルの方が安いのでオススメ。
国内で販売されているボールと、USモデルのボールでは、その差を感じるという意見はほとんどなかった。
引用:YouTubeチャンネル ズバババ!GOLF コメント欄
【動画】海外モデル (仕様)と日本モデルは何が違う?購入時の注意
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は国内モデルとUSモデルの違いについて紹介した。
端的に言えば、USモデルは国内モデルに比べてシャフトは「重くて硬い」傾向にある。
裏を返せば、国内モデルの標準シャフトが「軽くて柔らかい」とも言える。
その是非について述べはしないが、国内市場との違いが出ている結果、標準シャフトが「重くて硬い」傾向にあるのがUSモデルだ。
国内モデルで使っているフレックス表記通りにUSモデルを選んでしまうと、非常に硬いシャフトになってしまうので、注意が必要だ。
ヘッド、シャフトのみならず、ロフトやグリップもカスタマイズ出来るのもUSモデルの特徴と言える。
USモデルに興味があるゴルファーは、国内モデルとの違いをしっかり理解して頂きたい。
非常に興味深いコメントがあったので紹介する。
海外ブランドのクラブで言えば、日本が海外モデルと言えるではないのか?
国内モデルとUSモデルの差を知れば知るほど、国内のゴルフ事情と海外のゴルフ事情を知る、ひとつのキッカケと言えるのではないだろうか。
本記事が、貴殿の役に立つ事を祈り、筆を置く。
当記事のライター辻和也氏
ズバババゴルフ専属ゴルフライターのプロドラマーつじです。
今回は国内モデルとUSモデルの違いについて書きましたが、ネットでクラブを探すと必ず出てきますよね、USモデル。
ミーハーゴルファーの私としては、USモデルって言われると、なんだか特別感があって惹かれます。(私だけ?)
しかし、気軽に海外から買い物が出来るって、インターネット、物流って凄まじいものがありますね。
ちなみにですが、私はプロドラマーとして活動していますが、楽器において国内モデル、USモデルってありません。
いや・・・。少なくても私が契約しているヤマハに関してはなかったかな?
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