フェアウェイウッドは払い打つな!スプーン(3W)の正しい打ち方

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ヴェイパー スピード フェアウェイウッド
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[記事更新日:2018年12月15日]

NIKEGOLF(ナイキゴルフ) VAPOR SPEED LIMITED FW GY0907-001 2015 フレックス:S ハンド:right ロフト角:15 シャフト長さ:43in 番手:W#3 ライ角:56.5度

フェアウェイウッドの正しい打ち方を動画で解説

今回はフェアウェイウッドが苦手な多くのアマチュアゴルファー必見の動画をご紹介します。

最近のフェアウェイウッドの技術革新は目を見張るものがあり、とにかく「やさしく打てる」、「飛距離が出る」ものが市場に多く出回るようになりました。

その結果、女子プロゴルファーの世界では、ロングアイアンにとって変わる存在になり、男子プロでもショートウッドを使う機会が増えてきています。

プロに比べ、ヘッドスピードの遅いアマチュアゴルファーにとって、フェアウェイウッドは強い武器になり得るのです。

スプーン(3番ウッド)や、クリークと呼ばれる5番ウッドなどのフェアウェイウッドを自信を持って振れるようになれば、コースマネジメントの選択肢が増え、スコアアップにつながることは間違いありません。

また、飛距離があまり出ない方でも、ロングホールでの2オン、憧れのイーグル獲得も決して夢ではありません。

アイアンの飛距離が出ない方や、女性ゴルファーにとって強い武器になるフェアウェイウッド

この動画でフェアウェイウッドの正しい打ち方を身につけましょう。

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スプーンは払い打つ?ソールを滑らせる?

スプーンの正しい打ち方で最も多いアドバイスは下記の3つです。

  • 払い打つ
  • ソールを滑らせるようなイメージ
  • ほうきで地面を掃くようにスイング

あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

このようなアドバイスを受けてもさっぱりイメージが湧かない。
抽象的過ぎて体の使い方が分からない。
払い打つイメージで実際に打ってみたがスライスボールしか打てない…。

実際はこのようなゴルファーが多いのではないでしょうか。
事実、この記事に辿り着いたあなたはきっとそのはずです。

「ビッケ」こと藤田博之プロも、著書の中でこう述べています。

スウィングの基本はレベルブローだと考えています。
ヘッドを上から鋭角的に打ち込んだり、逆に、ボールを下からかち上げるようなアッパーブローは、軸が左右に傾きやすく、ボールが曲がる原因になるからです。

引用:新世紀フェアウェイウッド論|藤田 寛之(著)

また、体が左右にスウェーすることなく、軸を中心にクルりと回る「でんでん太鼓」のようなイメージが、理想のスイングだとも述べています。

もう心配はありません!
この動画でスプーンの打ち方が必ず理解できます。

おめでとうございます!
この打ち方をマスターする事で、フェアウェイウッドがあなたの強い武器になるはずです。

心配無用!
消して情報商材を売りつけてやろうという魂胆はありません(笑)

「ソールを滑らす」イメージがスライスの原因になっているかもしれませんよ。

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こんなゴルファーにお勧めの動画

  • フェアウェイウッドでボールが上がらない方
  • フェアウェイウッドでスライスが多い方
  • スライスを嫌ってチーピン、フック、引っかけが出る方
  • せっかく買ったスプーンがイナバ物置の中で眠っている方

それでは動画をじっくりとご覧ください。

フェアウェイウッド|スプーン3Wの打ち方、構え方、飛ばすコツ


総合評価★★★★☆
YouTube評価数111|ためになる度90点

動画のポイント|スプーンは絶対に、絶対に、上げに行かない

  • 上手く打てない理由はドライバーの形に似ているから
  • 殆どのアマチュアゴルファーがボールを上げに行くことでミスをしている
  • スプーンはやや打ち込むイメージが必要
  • アイアン同様、左足荷重をつくる
  • ウッドは手で操作しない体に巻きつくイメージ

打ち上げようとすると必ずミスをする理由とは

「フェアウェイウッドがうまく打てない理由は球を上げようとするから。」

この一言に尽きます。

また、多くのアマチュアゴルファーが、スプーンはロフト角が少ない為ボールを救い上げようとしているのです。

ボールを上げようすると必ずミスをする理由は2つ

  1. 右足に体重が残ったままでインパクトしてしまう
  2. ダウンスイングで左脇が開いてしまう

結果、右へのミス(スライスボール)になってしまうのです。
もっとひどい場合、ボールの頭しか打てなくなります。

あなたも、ラウンドや練習所で、地を這うような強烈なゴロボールを打った経験があるのではないでしょうか?
その理由は確実に上記の2つです。

また、最もやっかいなのが、スライスを嫌い、手だけでフェースを返してしまう事。
インパクトで手首だけでフェースを返してしまうと、フック、引っかけ、チーピンなどのミスが出てしまいます。

言わずもがな、左へのミスはゴルフでは致命的なOBに直結します。

つまり、フェアウェイウッドで一番やっていけない動作とは「手をこねる」ということです。

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ヘッド形状はドライバーに似ているが打ち方は違う3W

スプーン3Wのヘッドの形は、ドライバーに似ていますが打ち方はまったく違うのです。下記にまとめておきます。

  1. ドライバーはアッパーブローに打つ
  2. スプーンなどのフェアウェイウッドはややダウンブローに打ち込む

「脇の開き」と「ミスショット」の因果関係

フェアウェイウッドに限らず、全てのミスショットは下記の通り「脇の開き」で説明が付きます。

  • インパクトで左脇が開く→ヘッドが開きスライス
  • インパクトで右脇が開く→ヘッドがかぶりフック、引っかけ
  • 両脇が開く→ボールをセットした位置にフェースが戻らない為シャンク

いがでしょうか?

ゴルフスイングでは両脇を適度に絞めることで、自然と腕が体に巻き付き、正しいスイングプレーンでボールを打つことが可能になるのです。

フェアウェイウッドで右へのミスが多く出るときは、左の脇の開きを意識して体を回転させてみてください。

きっと、恐ろしくつかまった強いボールが打てるようになるはずです!

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これなら打てる!やさしいスプーン(3W)の選び方

ドライバーに次いでシャフトが長く、ボールが上がりにくいスプーン(3W)は、プロにとっても優しいクラブではありません。

アマチュアが3Wを武器にするためには、最新のハイテクモデル、つまりやさしい3Wを選ぶことが絶対の条件になります。

下記がその条件です。

  1. フェースが厚い
  2. 重心が低い
  3. ロフト角は15度以上

この3つの条件を満たしたクラブを、実際に構えてみればわかるのですが「安定感」が半端ありません。

また、先に述べたようにスプーン(3W)は難しいクラブだけに、実際のラウンドにおいて「使用できるシチュエーションを見極める」ことも重要になってきます。

つまり、平坦か左足上がりのライでボールがしっかり芝の上に浮いている状態でない限り、スプーンは使ってはいけないのです。

▼関連記事
https://zubagolf.com/fairwaywood/feature

▼「この飛び、筋金入り」やさしく飛ぶ!そして狙えるフェアウェイウッド

フェアウェイウッドの正しいティーの高さとは

短いミドルホールや、やや距離のあるショートホールにおいて、フェアウェイウッドでティーショットを打つことも多いと思います。

ここで質問です、あなたは適切なティーの高さをご存知ですか?

ティーが高すぎても低すぎても芯に当たる確率は低くなります。

では適切なティーの高さとはどの位なのでしょうか。

ティアップの理想的な高さは、ヘッドを地面に置いて頭からボールの半分くらい出るのが目安。
ただし(平均的なヘッドスピード40m/sとして)、飛距離を最大限飛ばす場合はインパクトで2度アッパーに入るのが理想値です。
そう考えるとティの高さはボール3分の2がヘッドの頭より出ているくらいがベストですね。

引用:16選手のデータを収集!女子プロ検証から見えた! BESTなティアップの高さは?|ゴルフダイジェスト・オンライン

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試した結果

ため池ゴルフ練習場

いやぁ、ほんと久しぶりにスプーンで捕まった強い球が打てました!あくまで練習場での話ですが…。

練習場でもスプーンで捕まった球が打てると最高に気持ちいいですね。
あとはこの感覚を体に覚えこませ、次回のラウンドでチャレンジしたいと思います。

「絶対に打ち上げないぞ、俺」と常に言い聞かせながら…。

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最後に

以前のラウンドで、あなたはなぜドライバーではなく、スプーンを手にしてたのかを思い出してみてください。

もしその理由が、飛距離のリスクヘッジ(ドライバーだと狙った場所より飛び過ぎる等)だとすれば、決して飛ばしてやろうと思ってはいけません。

つまり、スプーンを手にした理由は、リスクを避け、安全に攻めることが目的なのですから…。

ショットの前にこのことを自分に言い聞かせることで、ミスの確率は大幅に減るはずです。
これはスプーンに限らず、全てのクラブに共通なメンタルマネージメントだと思います。

フェアウェイウッドは絶対に打ち上げない!と誓った方は「シェア」「いいね」をお願いします!

参考文献:新世紀フェアウェイウッド論|藤田 寛之(著)

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