ボールを右寄りに置くだけでスライスは直る!
国内600万人の悩めるスライサーのみなさんこんにちは。※1
だらしなく、開いたフェースがなかなか閉じない私、通称こすり球夫(こすり たまお)です。
今回は、僕自身も絶賛悩み中だった、ドライバー、アイアンのスライス矯正法についてご紹介します。
その矯正法とは、ボールの位置を右寄りに置くこと。
たったそれだけ。
「はぁ?ボールの位置を変えるだけでスライスが直るわけないやろが、コノみこすり野郎が!」ですって?
それでは質問です。
ドライバーのボールの位置は左足かかと前だと信じ込んでいませんか?
YES。と答えた貴殿、それこそがスライスの原因です。
正しいボールの位置を知ることで、ドライバーのスライスが克服でき、つかまった強いドローボールが打てるようになります。
ボールを今までより右寄りにセットするだけで、アウトサイド・インのスイング軌道が矯正され、飛距離も伸びるようになります。
ボールに合わせるのではなく、自分のスイングとクラブに合ったボールの位置を知ることで、あなたのショットは確実に変わるのです。
※1 2016年のゴルフ人口は約760万人。その8割がスライサーだといわれている。
スライスの原因を知る
スライスの原因を一言でいうと「アウトサイド・イン軌道が原因のカット打ち」です。
また、スライスに悩むゴルファーは下記のような症状に悩まされているはずです。
- 体(左肩)の開きが早い
- インパクトで右肩が突っ込む
- ドライバーが振り遅れる
- 体が目標方向に流れる
- インパクトでフェースが開いてしまう
小さなパーツに着目する前に、「インサイド・アウト」から「インサイド・イン」の正しいスイングプレーンを意識することこそが、スライスボール矯正の近道なのです。
「インサイド・アウト」の軌道を、自分の感覚だけで矯正することはかなり難しいのですが、普段よりボールを2個分程度右寄りに置くだけで、自然にインサイドからボールを打てるようになるのです。
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ボールを右に置く5つのメリット
それではここで、ボールを右寄りに置くことのメリットを5つご紹介しましょう。
- 自然にインサイドからクラブが入る
- 左肩の開きが抑えられる
- ルックアップの矯正
- トップで肩が入る
- フォローが大きくなる
まずは9番アイアンなどのショートアイアンで試してみて欲しいのですが、普段よりボールを右に置くだけで、体の開きが抑えられ軽いフックボールが打てるようになります。
最初のうちは違和感があるかもしれませんが、上体の突っ込みが抑えられヘッドが先行して下りてくるようになり、ボールをスクエアにとらえられるのです。
とにかく今までの打感との違いに驚くはずです。
それでもスライスが直らないという方は、もっと極端にボールを右に置いてみることをおすすめします。
ボールの飛球線後方30センチくらいにもう一個ボールを置き、それを見ながらボールを打つというドリルもあるくらいですからね。
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「左脇の延長線上」がドライバーの正しいボール位置
冒頭で述べたように、「ドライバーのボールの位置は左かかと延長線上」と言われていますが、アマチュアゴルファーの多くは、このことが原因で、ボールがつかまらずスライスに悩んでいるのです。
ドライバーのボールの位置は「左脇の延長線上」、つまり、左かかとより内側が正解。
たったこれだけで、フェースの開きが抑えられつかまったボールが打て、結果、飛距離もアップするはずです。
また、ティを少し高めにすることで、アッパーブローに叩きやすくなり、高弾道のドローボールが打てるようになります。
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【動画】振ったら当たるボールの位置
動画のまとめ
- 自分のスイングのクラブ最下点を知る
- 「左かかと前」ではスライスが出やすい
- 現在のドライバーは「左わき前」が正しいボール位置
状況ごとのボール位置
実際のラウンドでは、完全にフラットな状態からボールを打てることはごくまれで、微妙な傾斜やアンジュレーションがあるはずです。
ここでは下記の4つの状況ごとのボールの位置をご紹介します。
- 左足上がり
- 左足下がり
- つま先上がり
- つま先下がり
それでは一つひとつ見ていきましょう。
左足上がり
左足上がりのボールの位置は「右寄り・近め」です。
左足上がりのショットでは右軸スイングになり、ヘッドの最下点が右寄りになるため、ボールの位置は必然的に右寄りになります。
左足下がり
僕も苦手な左足下がりのライでは、「左寄り・遠め」にボールをセットします。
左足上がりとは逆に、左軸スイングになるため、ボールの位置は左寄りにしましょう。
「傾斜の低い側にボールを寄せる」と覚えておきましょう。
また、ボールを近くに置くとカット軌道になりやすいため、やや遠めに置くべきなのです。
つま先上がり
つま先上がりの場合は「左寄り、近め」です。
つま先上がりでは左にボールが飛びやすくなるため、クラブを短く握り、カット軌道のスイングで、左に飛びやすいライと相殺するようにします。
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つま先下がり
つま先下がりはボールが低い位置にあるため、ひざを曲げてボールとの距離を合わせます。
そして、ボールを「左寄り、遠め」に置き、ひざを左に送りながら打つようにします。
ボールの位置早見表
ボール状況 | 上がり | 下がり | 上がり | 下がり |
ボール位置 | 右寄り | 左寄り | 左寄り | 左寄り |
ボール距離 | 近い | 遠い | 近い | 遠い |
【動画】ボールの位置でここまで変わる!入射角とスイング軌道とは?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、スライスに悩むゴルファーにおすすめのボールの位置についてご紹介してきました。
ドライバーもアイアンも、いつもより右寄りにボールを置くことで、つかまった強いボールが打てるようになります。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
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最後に
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