シャフト交換でユーティリティは絶対に打てる！
当記事は「ユーティリティのシャフトを交換したことで、180～200ヤード先のグリーンをガンガン狙えるようになった。」プロクラブフィッターたけちゃんの経験に基づいた内容となっている。
また、下記のような悩みを持つゴルファーには一読の価値があるはずだ。
- 過去何本かのユーティリティを試したがまったく打てなかった方
- 180～200ヤードを狙うクラブを探している方
- 自分に合ったユーティリティ（シャフト）をお探しの方
それでは貴殿のユーティリティに関する悩みをぶっ壊していく旅に出ようではないか！
たけちゃん
シャフト交換すればユーティリティは確実に打てるんやで！
その通りや！
ズバゴル
※『ハイブリッド』も『ユーティリティ』も、呼び方が異なるが同じクラブを差す。
ユーティリティとは『役に立つクラブ』
そもそもユーティリティ(Utility) とは、「役に立つもの」「有用性」「効用」「公益」などの意味がある。
ユーティリティとは、フェアウェイウッドとアイアンのいいとこ取りをした、特にアマチュアゴルファーにとって役に立つクラブなのだ。
以下にユーティリティを使用するメリットを５つ紹介しよう。
- ロングアイアン、フェアウェイウッドにくらべやさしく打てる
- どのようなライからでも打てる
- 簡単に飛距離と高さが出る
- とにかくミスに強い
- クラブが短くミート率が上がる
これだけのメリットが享受できる『役に立つ』クラブを使用しない手はない。
ユーティリティクラブの未使用者は、当記事を参考に、強い武器となる１本を見つけて欲しいと心から願っている。
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ユーティリティのシャフト交換を強く勧める３つの理由
自分にドンピシャ合ったユーティリティを手に入れるためには、シャフトの交換が、確実に、そして絶対に必要だ。
「メーカーの純正シャフトではなぜ、どこがいけないなのか？」
「シャフト交換が絶対に必要だと？バカも休み休みに家入レオ。」
ほとんどのゴルファーがそう感じたはずだ。
何を隠そう、この僕自身も最初は疑っていたのだから…。
そう、実際にシャフト交換したユーティリティで、３球連続、180ヤードベタピンショットを体験するまでは！
それでは以下にユーティリティのシャフト交換が必要な３つの事実に基づいた理由を述べよう。
- 純正カーボンシャフトの重量は軽すぎる
- 純正スチールシャフトの重量は重すぎる
- シャフト交換後の弾道が見違えるほど良くなる（マジで）
※UT・・・ユーティリティの略語
業界初！クラブフィッターが驚きのUTシャフト事情を解説
さてさて、貴殿の既成概念という名の純正シャフトを交換する準備は整っただろうか？
ここからは、ユーティリティのシャフトに関する核心に触れていく。
データに基づくクレバーなクラブフィッターたけちゃんによる、目からウロコ＆業界初の禁断のユーティリティ事情を、僕（ズバゴル：当サイト「ズバババ！GOLF」の略）との会話形式で紹介していこう。
２種類の純正UTシャフトとその重量
たけちゃん
まずはUTの純正シャフトについて解説するで
一般に市販されているUTに装備されているシャフトの事やね
ズバゴル
たけちゃん
そだねー（今更感）
たけちゃん
純正のシャフトには「軽量スチール」（重量：90g台）と「カーボン」（重量：50g～60g台）の２種類存在するんや
UT選びの最大の間違いとは？
たけちゃん
一般的にUTシャフトを選ぶ基準は、ドライバーヘッドスピード42m/s以上はスチール、40m/s以下はカーボンと言われている
とゆうことは僕のヘッドスピードは42m/sなのでスチールシャフトのユーティリティを選べばええんやな
ズバゴル
たけちゃん
それがUT選びの最大の間違いなんや！
what’s mean？どうゆうこと？
ズバゴル
たけちゃん
驚くことなかれ、何と、大半の男性ゴルファーにピッタリ合ったシャフトの重さは70g～80g。つまり、純正シャフトの「軽量スチール」（重量：90g台）と「カーボン」（重量：50g～60g台）の中間なんや！
たけちゃん
つまり、ほとんどのアマチュアゴルファーにとって、純正スチールはオーバースペック、純正カーボンはアンダースペックになってしまうんや
嗚呼、僕が過去に使用したユーティリティが合わなかった理由はこれだったんやな
ズバゴル
たけちゃん
その可能性は高いと思うで。（まぁ、お前の場合は９割方『腕』やけどなwww）
ツアープロの大半がカーボンシャフトを愛用
たけちゃん
男性、女性にかかわらずツアープロの大半がカーボンシャフトを使用しているんや
そういえばUTにスチールシャフトをさしているプロゴルファーって見ない気がするわ
ズバゴル
たけちゃん
ちなみに、男性プロが使用するカーボンシャフトの重量は80g～100g、女子プロはアマチュア男性と同じ70g～80gのカーボンシャフトを使用しているんや
たけちゃん
ＵＴにスチールを装着する事が、どれほど自分にとってオーバースペックであるかは容易に想像できるわな
そういえば僕もスチールシャフトのUTは球が上がらず全く打てんかったわ
ズバゴル
たけちゃん
典型的なオーバースペック野郎やな
野郎…。
ズバゴル
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おすすめは70g～80gのカーボンシャフト
たけちゃん
大事なことなので繰り返すで。一般的な男性ゴルファーにお勧めのUTシャフトは70g～80gのカーボンなんや
たけちゃん
いずれにしてもクラブフィッティングで自分に合ったクラブを見つけることがゴルフ上達の近道なんや
サンキューたけちゃん！なんやしらんけど一度だけ不快な気持ちになったが、ユーティリティ選びの参考になりました
ズバゴル
たけちゃん
そう言ってもらえると嬉しいわ。私のフィッティングでも、ドライバーの次にリシャフト率が高いのがユーティリティなんやで
たけちゃん
当店「ゴルフショップイシイ」に気軽に相談してね！
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動画で解説！ユーティリティのシャフト事情
クラブフィッターおすすめ！ユーティリティシャフトベスト３
ここまでお読みいただいた方は、純正のユーティリティシャフトを交換するべき理由がお判りいただけたはずだ。
それではここで、クラブフィッターたけちゃんおすすめの、ユーティリティシャフトを厳選して３本のみご紹介しよう。
長年のフィッティングにより導き出された答えは、必ずや、貴殿のUTシャフト選びの参考になるはずだ。
1位 ATTAS EZ（アッタス イージー）｜USTマミヤ
価格：17,000円（税別）
重量：55g-95g
キックポイント：中
たけちゃん評価：★★★★★
たけちゃんコメント：フレックスも豊富なアッタスのユーティリティ専用シャフト。まったりとした振り心地がウリ。
▼製品詳細データ
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2位 フジクラ MCH|Fujikura
価格：17,000円（税別）
重量：50g-100g
キックポイント：先中
たけちゃん評価：★★★★☆
たけちゃんコメント：各重量で調子が異なるのが最大の特徴。
▼製品詳細データ
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3位 HY HYBRID|Tour AD
価格：18,000円（税別）
重量：65-95g
キックポイント：中
たけちゃん評価：★★★★☆
たけちゃんコメント：オーソドックスな中調子のシャフト。ツアープロの使用率が非常に高い。
▼製品詳細データ
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ユーティリティを最強の武器に変える発想法
画像：SRIXON Z H65
ユーティリティが上手く打てない最大の理由は、シャフト選び（純正シャフト）にあったことをこれまでご紹介してきた。
それではここで、ユーティリティを最強の武器に変える発想法をこっそり伝授しよう。
そのショット時の発想法とは、「打ちたい場所を明確にイメージしてショットする」ということ。
どういうことか？
つまり、ほとんどのアマチュアゴルファーがユーティリティでのショットを軽視…、というかアバウトに考えすぎているのだ。
前回のラウンドでのユーティリティショットを思い出して欲しい。
無論、練習場でのそれでもOKだ。
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https://zubagolf.com/beginner/practice-range
あなたはユーティリティを打つ際、どのようなイメージでボールの落とし場所を思い描いているだろうか。
おそらく、ほとんどの方が「グリーン周辺に行けばいいや」という考えで打っているはずだ。
ではもう少し深く考察しよう。
例えば22度のユーティリティと、22度の４番アイアンがあるとしよう。
22のUTは前述した通り、グリーン周辺に打ちたいと考える人でも、４番アイアンだとグリーンを狙う、いや、もっと言えばピンを狙うという人もいるのではないだろうか？
ユーティリティでのショットは、「打ちたい場所を明確にイメージしてショットする」ことでその精度は驚くほど向上することをお約束しよう。
誰でもできて、非常に簡単で、恐ろしく効果の出るメソッドだ。
ぜひとも次回のラウンドで試してほしい。
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まとめ
いかがだっただろうか。
今回は、シャフトから考えたユーティリティの選び方と、おすすめのシャフトを紹介してきた。
ここまで述べてきたように、ユーティリティが苦手なゴルファーの約８割の原因がそのシャフト選びにあるのだ。
失敗しないユーティリティ選びのための重要事項を以下にまとめておく。
- 純正カーボンシャフトは軽すぎ、スチールは重すぎる
- 70g～80gのカーボンシャフトにリシャフトすべし
- おすすめのシャフトはATTAS EZ
以上のことを参考にすれば、180-200ヤードをガンガンに狙える、最強の武器としてのユーティリティが手に入るはずだ。
最後に
実をいうと、たけちゃんも、元々はスチールシャフトのユーティリティを使用しており、ズバゴル君と同じ、オーバースペック野郎だったのだ。
それを、最適なカーボンシャフトに変えた結果、180～200ヤードの距離でもガンガングリーンを狙えるようになった。
皆様にも私と同じような感動を味わってもらいたいと切に願っている。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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